詩人:ℒisa | [投票][編集] |
別に良いや
どうせ
変わりなんかいくらでもいるし
最初から解ってたし
大人だし
みっともないことしたくも言いたくもないもん
そう思うようにしたんだ
バカだからだ
だから原因不明の空っぽに溺れて苦しいんだわ
嫌なんだよ本当は
居なくならないで欲しい
もっと
好きになって欲しい
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傷付けて突き放して踏みにじって
なにくそ他人様などに
分かるものか
頼るものかと
腐ってみても結局
誰かに触れたい
一人では生きてるふりが関の山なんだわ
君に
会いたいよ
もう一度私を
助けて欲しい
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この私があなたを
愛してあげると言っているのだから
もっと奥まで舐めなさい
胸を貸しなさい
頭を撫でなさい
ちゃんと好きだと言いなさいよ
こんなにも可愛がっているのだから
もっと嬉しそうに振る舞いなさいよ
一度や二度果たせたくらいで休まずに
尾を振って
腰を振って
ちゃんと満足させなさい
あなたが望むものくらいなんだって
この私が与えてあげると言っているのよ
それなのに何故
あなたは私を望まないのよ
首輪をはめられてるのはまるで
私の方だとでも言うのね
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どうせ願いは叶わない
思いは届かないまま腐らせてしまうだろう
受け止める器も無い人間だもの
ことごとく何も残りはしない
他人は他人だと
大人ぶっても
ひとつになりたい夜がくる
エロこそ全ての原動力だ
夜風が冷たい
ひとつになりたい
君と話したい
話すだけでもいいんだ
何もしないからそばにいて
約束は出来ないけれど
嘘を付くのが好きなんだ
正直に遊んで
なにが楽しい?
嘘だよ
何が本当か君なら
分かってくれるでしょう
そばにいて欲しいんだ
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気休めでも何かに
頼らないと息苦しい
傷付けてもいいと生きれば
自分のこと嫌いになるし
傷付いてもいいと生きれば
他人のこと好きじゃなくなる
みんな不器用に生きてるから痛いんだ
そんなの当たり前のことで
受け入れられなくても
失格なんかじゃないのに
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いつかまた泣く日が来ても
借りた胸は暖かい
いつかまた泣く日が来ても
明日へ進む足はある
いつかまた泣く日が来ても
心は悲しみで溺れたりはしない
いつかまた泣く日が来ても
あなたがいる
私がここにいる
それならばまた
笑える日が必ず来る
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安易に体の関係をもってしまって
長く続く試しなんか無いよ
欲求が満たされれば
欲することをしなくなるのは
当たり前でしょう
理解しているのよ
それでも
あなたが欲しいと思うの
失うことも覚悟の上ならば
バチなんか当たりはしないわ
体はもうとっくに
我慢なんか忘れているのだから
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商店街まで出れば
この町にも一丁前に
見よう見まねで作られたような
キャバクラが一軒建った
夜になればチンケなネオン看板が光ってさ
その向かいの道じゃ
アジア系の女が
マッサージの客引きかなんかして
一歩路地を曲がれば未だに
銭湯から石鹸の良い香りがしてきて
桶にタオル抱えたおっさんが
カランカランと下駄鳴らして歩いてる
赤ちょうちんの横
踏切の道
昼間でもたいして人なんか通りゃしない
ガード下には猫じゃらしが我が物顔で生い茂る
毎朝ばあさんが一人
三輪の籠に大きな荷物つっこんで
進んでんのか止まってんのか
分かんないくらいのスピードで漕いでくんだ
酒屋んちのガチャガチャは
中身が15年も前から変わっちゃいないのに
来年には駅前に
大きなショッピングモールが出来るんだってさ
みいんみいんと今年の夏も
ミンミンゼミが良く鳴いてるわ