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I am prisoner of your love
もう誰も愛さない
もう誰も傷付けない為に
もう誰も愛さない
もう傷付きたくないから
でも
愛しているよ
愛しているよ
絶対に伝えないけれど
愛しているよ
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義務的に会う必要なんてない
まるで時間割みたいに
「会いたい」人に
「会いたい」時に
「会いたい」って言って欲しい
求め合う力の強さを知ってる
欲するだけの末の崩壊も
欲望を押し付けられる痛みも
忘れたふりをしても
本当は全部覚えてるんだよ
忘れた方が楽だって事も
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「おはよう」
「いってらっしゃい」
「いってきます」
「がんばって」
「おつかれさま」
「いまなにしてる?」
「あいたい」
「まってるね」
「いまからいくよ」
「おやすみ」
「だいすき」
「だいすき」
「おやすみ」
「またあした」
なんでもない日常が幸せで
それはそれは幸せで
それでも壊れてしまったものは
いずれ忘れ逝く
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どこを探しても
あなたに
恋をしていた証拠が無い
形跡なら沢山あるのに
私は誰に恋をして
誰を失ったのか
なんで恋したんだか
いつ恋したんだか
いつ恋しい心を忘れたのか
確かにあなたを
私の一番にしたくて
確かにあなたの
一番に私なりたくて
勘違いしないで
いつも我慢していたのは
いつも待ちくたびれていたのは
私の方だよ
そう
大好きでした
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最高に最悪な気分
何度この詩を最後にしたいと思っただろう
最後の恋の詩
最後の涙の詩
映画の様な衝撃的ENDもなく
毎日の連続ドラマ
たまに再放送の様に錯覚
一人だけの物語を一生
綴っていくんだ
あぁ恋
恋
胸を締め付ける切なさ
殺しきれない欲望
破滅の後の涙
もう二度と会えなくても
私はあの日々を忘れないから
仕方ないからその後の幸せを願ってあげる
そうそう
初詣に願うのはよそう
どうやら神様に嫌われているみたいだから
ねぇ
そんな最中随時私の心のどこかにいた君
全て包み隠さず話す私に
何故まだ隠し事をしようとするの
嘘を吐かないという嘘を
いつまで吐き続けるの
何故窺うの試すの疑うの
私に触れるのは怖い?
死んでしまうかもしれないものねぇ
ねぇ
最高に最悪な気分
本当に最低な気分
イッちゃいそうだよ
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あの日
君の目を見て
命を取り戻した
君の言葉に
命が入っていた
何故
君じゃなきゃ駄目だったんだろう
私はいつから
死んでいたんだろう
その目を最後に見た
あの夜の様に
真っ赤な満月を見て思った
今私は生きてる‥?
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何番シートにも
あなたの影が残ってる
鴨が葱背負って‥
そのままなら良かったのかも
背中合わせに在る光
正面は闇ばかり
相変わらず
ここで詠えば
謡うほどに傷付ける事も
解っているのに
ないものねだりは止まらずに
凍える手
暖めてくれた
木造の
アスレチックは
跡形も無く消えていた
ファミレスの奥の席
今は独り
帰り道少し期待して
ゆっくり歩く
そんな日々
「え?」
最後の言葉
恋の終わりはあまりにも
儚く散った
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頭を割られた同級生
一晩中そうしていたのだろうか
血塗れニヤニヤ揺れながら
登校した私の顔を見て安心したのか
股に刺された鉛筆一本抜いて
喉の奥まで突っ込んで血を吐いて息耐えた
私は其処からぶっ飛んで
デジタル時計が
0:00を行ったり来たりする灰色のスクランブル交差点で
二度と来ないかもしれない朝を待った