詩人:ℒisa | [投票][編集] |
私の手はそんなに頼りなく
か細く見えるかな
それとも意地っ張りなのか
今何処に居て
どんな状況なの
差し伸べた手をどうして
握らないのいつも
どうして落ちてしまう前に
掴まないの
馬鹿
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始めは見つめ合うだけで
満足なんだ
そういうもんだ
人は欲する事を辞められない
始めは見つめ合うだけで
満足だったんだ
唇を重ねるたび
躰が交ざり合うたび
始めの事なんか忘れてるんだ
その先に或ものはなぁに
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貴方が何を望んでいるのかさえ
解らない私は
与える事など出来る筈も無く
術も無く日々過ごす
耳元で囁いてしまったあの呪文は
取り消す事は出来ない
ほら影と調度背中合わせに
光が在るのが見える?
耳元で囁いてしまったあの呪文は
取り消す事は出来ない
ほら光と調度背中合わせに
影が在るのが解る?
解いてしまったのも運命でしょ
詩人:ℒisa | [投票][編集] |
来ないメールを待つのは寂しい
だから来ないメールを
寂しがって待つ私は殺した
会えない日は寂しい
だから会えない日を
寂しがって過ごす私は殺した
疑っても急かしても仕方が無い
だから辞めた
ただ信じて待つの
それだけ
それだけなら安らか
とても。
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君は何故嘆く
罪などちっぽけよ
私が離れると云う事が知りたいのなら
その時にはもう手遅れだ
君は何を想う
傷など消えないよ
愛なんて目に見えない物に
形を付けたいなら無理だ
何が怖いの
鍵は渡したよ
開けるの?
開けないの?