詩人:ℒisa | [投票][編集] |
おはようから
おやすみまで
着信も受信も送信も
君の名前で溢れてた
部屋に居る時は
片時も離さなかったのに
バックの中に放ったままの
携帯電話
君の名前を鳴らさないなら‥
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君の愛を独り占め出来る様な
言葉がみつからなくて
溜まっていく受信BOX
ずるいよ
彼女のいる部屋へ帰るのに
折れてしまいそう心
返信したらまた
「待つ時間」が辛いんだ
今夜は君が
待っていて。
少しくらい寂しく想ってくれるかな
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欲しい言葉がある
君が持ってる
躊躇うのは君の唇
伝わってるのは心
でもそれだけじゃ満ちない
どうして迷うの
寂しいでしょ
どうして止めるの
切ないでしょ
守るなら過去より未来でしょ
あと少しだけ
勇気出して
疑わないで
嘘吐きなのはその唇
私を信じて
「君が好きだよ」
言葉を信じて
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たとえばあなたが引きこもりっきりで
私は活発な冒険家と例えよう。
「あの海の向こうの夕陽がみたいから一緒にみにいこうよ!」
だなんて私は
大荷物抱えて
あなたの部屋のドアを叩いてる
「検索すればディスプレイ越しにいつでもみれるよ」
そう言ってあなたは部屋のドアを開けないの
だったら私も
その涼しい部屋で
あなたの隣で
同じディスプレイで
同じ夕陽をみたいなぁ
だなんて言うと思って
期待しないでよ
あなたはその涼しい部屋で
私から送られてきたメールに貼り付けられた
「あの海の向こうの夕陽」を
独りで眺めてれば良いわ
ついでにあなたが検索できない
あの海の向こうの香りも
自慢しちゃいますから
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枯れ落ちた花びら
拾い集めて
繋いでくれたのは誰
暗やみを淡く優しく
照らす月
その月を照らしているのは誰
美しいものを
愛しいものを
儚いものを
優しいものを
支えているのは誰
あなたを咲かせてくれる手は
あなたを照らしてくれてる太陽は
誰なのかな
思い出してみて
当たり前の様に
忘れているから
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人を愛すると
心はとても穏やかに
充実するのに
人を恋すると
切なくて悲しくて苦しいばかりだよ
だからいっそ
愛させて下さい
恋なんてしたくない
恋なんてしたくない
君の事
恋しくて恋しくて
辛いの
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つい一昨日まで
どんなに晴れた空も
曇って見えたのに
昨日と今日の雨空も
今までに無いほどの
晴天の空に映る
霞んでいたのは
歪んでいたのは
世界よりまず先に私でした
今思えばあの人は
私があの人の大切にしていたグラスを
割ってしまった時も
まず先に私の怪我を心配してくれる様な
そんな優しい人でした
今思えば誰も私に
声を掛けてくれなかったわけじゃなくて
私が誰にも声を掛けなかっただけでした
息苦しいとか
意地悪だとか
遠ざけて来てしまった
全て知ってしまった気でいたのに何も知らない気がして仕方ない
もっと光を灯さなきゃ
今までの部屋じゃ
暗過ぎて
見えていたのは影ばかりじゃないか
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今日弟の断髪式を観た
私の知らない人がたくさん
弟の髪を鋏で切っていく
弟は凛とした態度で一人一人に
お礼を言っていた
お母さんが鋏を入れて
最後におじいちゃんが鋏を入れた
それまで凛としていた弟が
涙を流した
それを観て堪らず私も涙を流した
見慣れないスーツ姿の弟が
みんなの前で言った
「次は第二の人生で横綱を目指します」
立派だと思った
心から尊敬した
心臓弁膜症という病気が
弟の今までの人生の全てを奪った
私はそう思っていたけれど
会場に集まった
私の知らない人たちがみんな
自分の事の様に涙を流すのを観て思った
弟は何も失っていないし
病気は弟から何も奪えないんだって
一生懸命生きる事の大切さ
命の大切さ
頑張るという事の意味
人は人を支え
人は人に支えられているという事
人生はくだらないものなんかじゃないんだって
生きている事には
生きている事自体に意味がある事
それはとても素晴らしい事なんだって
今日全てを私に教えてくれたよ
私もう
中途半端な気持ちで生きるの辞める
死にたいだなんて
もう絶対に言わない
ちゃんと生きる
ちゃんと
生きるよ
ありがとう
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嘘‥
いつの間にか増えていく詩
頭の中で考えた事が
いつの間にか詩になってる
誰が‥
私だよね
私しか居ない
私は誰
誰が私なの
「昨日の話なんだけどさぁ」
え
昨日の話って何
てゆーかあなた誰
もう一人私が居る
いつから?
本物は私?