最悪

耐えられ無い状況に上塗り
悪循環の繰り返し

麻痺しているなんて嘘で
きちんと傷ついている

向き合う事を
放棄して死んでしまいたい

死ぬのは怖いけど

それ以外の何が救いなのかも
わからない


泣きたい

言葉では伝わらないじゃないか

言葉ではどうしようもないじゃないか

絶望も愛情も
どうしたらこの体を流れる熱いものを
流し出せるのか教えて

どうして何も持ってない様な顔して生きているの
叩き出せよ　君の命を

力強く生まれてきたあの日の事
忘れただなんて言わせない

真面目に生きるのは難しい事じゃない

金を稼ぐのは難しい事じゃない

その両方をウマくやろうとすると途端に
簡単では無くなる

キマりたい衝動を抑えながら
ナマけたい癖を正しながら

守らなければいけないものがある
捨てていかなければいけないものがある

「いつか」を夢見て
今に言い訳して
格好悪いが生きている

外れながら
正しながら

空っぽになっていく

少しずつ
確実に
足りなくなっていく


自分を
商品に
するという事

手にしたお金
売ってしまったのは
何かしら

ごめんなさい


私が悪い


みんなを傷付けた



ただ

愛していただけなのに

負けだなんて絶対に認めない


違う

まだ終わっていない

まだ私は戦っている


全力で否定してやる

受け入れるわけない

今に見てろ

変えてやる


まだ出来るんだ


「変わるわけない」

そう言って笑っていろ



その時がきたなら

跪いて謝れ


キスしてやる


くそったれ

浅ましいこの世界で
自身に問い
生きていこう

時に正しくない事をしても
時に自分を
時に他人を騙しても
信じた道を行こう

めげても病んでも
負けない

自信を持って剣を抜こう
頭を使って
それを収めよう

だから真珠入りのあなたを何度も濡らした

可哀想に艶々と
強がっていた

昔から好きになれない
ごわごわと痛くて

背中の鬼も
それ以上は何も語らない

つまらない昔話など聞かさないでよ

私の脈にあの日
希望を射ち込んだ
あなたが全ての根っこだ

もっと深く舌を差して謝ってよ
顔なんか見たくない

もう一度全部壊してみせてよ

中にある物外に出さなきゃ
空っぽなのと変わらない

伝えなきゃ
自分以外の誰も
納得しない

簡単では無いけれど
やらなきゃならない

何より悲しませたくは無いから

記憶を消したい

楽しかった事も
悲しかった事も
思い出ぜんぶ忘れたい

もう二度と
あなたの事なんか
好きにならないように