詩人:ℒisa | [投票][編集] |
ちいさな
ちいさな
ちいさな
ちいさな
手に触れるたび
生まれてきた意味を知る
今
この日のために
過去と
未来を繋ぐ
答えのない自由時間に
生まれてから
死ぬまでという
ただひとつの制限の中
ただただ繋いでいく
命と命を
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痛みこそ
哀しみこそ
苦しみこそ
孤独こそ
快感でした
幸せでした
堕落すればするだけ安心しました
心病むほど
居心地が良かった
夢を見れた
「明日こそ幸せになろう」
手に入れた途端
いつも不安で怖かった
落ち着かない
手離してしまいたい
壊してしまいたい
いっそ楽に…
「幸せ」とは
なんですか
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喧嘩の時の
感情的な言葉ほど
アテにならないものはない
鵜呑みにすれば必ず後悔する事になる
良いも悪いも
普段の何気無い
印象にも残らない様な
会話の中にこそ
思いは込められている
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気が済むように
気が済むまで
させてくれたら
簡単に気が済むのに
そうさせてくれないから
いつまでも
気が済まない
終らない
変わらない
続いていくの
ずっと
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嫌な思いをさせられた
過去に
自分が同じ事を人にしていた
する方の気持ち
される方の気持ち
すれ違いの意味を知った
反省は簡単で
許すのは難しい
不完全のまま
完全を求めて
自分が出来ない事を
人には簡単に要求したりする
してくれた事より
された事が気になって
ありがとうを言うはずが
恩返しも出来ぬままに
またすれ違っていく
「ごめんなさい」
振り向いた時にはまたひとりぼっち
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誰と
向き合ってるんだろう
全部
中途半端
守れるものがあるなら
それでも良いと
皆そうやって
生きているんだと
「意気地無し」
何も知らずに言った事も
「大丈夫」
無責任に口説いた事も
一生懸命さは無鉄砲ですか
今の私は臆病者ですか
何かを悔いる事は
弱さですか
素直な想いは届かずに
偽りばかりが人を引き留め
る
真実に魅力など無い
どなり散らし
泣き喚いた方が私らしいですか
そしたら愛してくれますか
平気だよ
まだ残っている
とことん
さて
やりましょうか
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後数日で私はまた
人を1人
この世界に産むのです
下らない事で何度も
死んでしまいたいと
嘆いたことも今では
本当に下らない事だと分かっています
毎日眠る時間が増えて
お腹はだんだんと大きく息苦しくさえなってきました
その時が近付くにつれ
体の痛みも増え
寝返りをうつのも大変です
そして後数日もすれば
私は命懸けで
人を1人この世界に産むのです
大袈裟な書き方では無いよ
本当に大変なの
皆そうやって
お母さんが命懸けで産んでくれたの
産まれたら今度は
朝から晩まで
3時間おきにおっぱいを飲ませてあげなきゃいけません
泣いていたら
オムツを変えて
泣きやまなければ何時間でもおんぶして
お風呂もご飯も爪切りも耳掃除も
いつかちゃんと1人で
出来るようになるまでね
何も出来ないんだもん
皆そうやって
育ててもらったの
ママの愛情
本当はちゃんと
覚えてるよね
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本当に本当にほとほと
疲れてしまった
色々な感情や不安、悩みが
胸の中でも渦巻いて
お腹が痛い
返事が無い事が返事
話したくないのだ
考えても仕方の無い事
今どうにもならない事
そんな事を考える間もないほど私の中を身も心も埋めて欲しい…
と身勝手な振る舞い
本当に本当にほとほと
情けないし恥ずかしい
何年過ぎても相変わらずでまた失う
約束もまた私のせいで
無駄にしてしまったでしょう
ただひとつ常に優しく
強く笑顔で
母として在りたい理想
それすらも叶わずずっと
頭悩ませイライラしてる
愛しているのに
愛せていない
正しい事ばかりが
本当に常に
正しいのだろうか
感情を貫く事
形を守る事
人生は常に
ちょっとしたきっかけで
人を巻き込んで動いていく
文字だけでは伝わらない事
音 仕草 香 体温
目線 距離 鼓動 表情
感じたい
感じていたい
酷だろうか
また不快にさせるだろうか
この感情にも名前があるのならば何と呼ぶだろう
あなたなら
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片手に持った通信機器
あなたの名前が浮かび上がるのを待ってる
今も昔も
不安をくれるのが上手い人
見失いそうな
細い繋がり
切れてしまわないように
他愛もない便りを送った
まだちゃんと
そこに居るって
早く教えて