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美虎の部屋


[29] オツキサマ
詩人:美虎 [投票][編集]

雨が止んで

真夜中の路上を

1人歩いていた



何も考えず

「無」になりたかった




うつむいていた僕の目の前に

大きな水たまり



そこに写っていた

綺麗な月




ゆっくりと顔を上げ

月を見た





あまりの眩しさに

僕は目を瞑り


そして心の中で

こう呟くの




ダイスキヨ





シロイオツキサマ




2004/10/28 (Thu)

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