詩人:彰 | [投票][編集] |
意味ないことに意味付けを繰り返す日常
どうでもいい言葉ばっかが散らばっていて
殴って壊してしまいたくなる愛情
それを異常だなんておかしいんじゃない?
「どこをみているの」だなんて
私にはただあなたしか見えない
「いつまで待てばいいの」だなんて
そんなの一生に決まってるじゃない
ブラウン管の向こうを私が見てるって言うんなら其処から引き戻してみなさいよ弱虫
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安っぽいあのミルクのアイスが溶けて
それを舐めながら、暑い日差しの中にいた
去年の夏
いつもの仲間とプールにいって葡萄のアイスキャンディー舐めながら
馬鹿みたいにはしゃいで笑ってた
いい加減そんなことしないでしょう、な年齢だったけど
母校のアスレチックジムによじ登って遊んだ
去年の夏
いまでは離れてしまったいつもの仲間たち
去年の夏に戻るなら、今度はもう少し馬鹿になりたい
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強がりで意地っ張りでその上我が儘
本当はさみしがりやで臆病
僕がデートに1分遅れるだけですぐに疑う
めんどくさい君
まえに僕が妹と居るのを誤解して、泣いて「行かないで」 とすがった君
キスも抱擁も、それ以上のことも未だ全然足りなかったのに
中学生が壊れやすい年頃なんだよ、 誰か教えてくれたら良かったのに
年下の大事な大好きな可愛い僕の恋人は
少し引っ込みじあんだけど素直でいつも可愛い笑顔で僕のことを大好きといってくれた
僕の大事な本当に愛していた恋人は
世間に 省かれて しんでしまった
たかが10歳の差が、…
どうしていけないんだろうか
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「大人だから我慢してね」
なんか子ども騙しで 痛くないなんかないよ、なんて強がりながら指切断
だってあなた私を愛しているのでしょう
今日の夕飯は赤飯よあなた。帰ってきたら私のご飯を飯上がれ
だってわたし貴方が好きなんですもの。貴方が飯上がるなら光栄だものね
わたしあなた距離ゼロで、ただあなたを愛してないてまた接吻を。
また指切断、今度はあなたの指だもの
「痛くはないよね」
気休の嘘でわたしあなた愛してそれで終り
だってあなた。だってわたし
わかれるんですもの。
接吻を
唇を噛みきって舌を噛みきってお互い血を飲んで 自己陶酔
だってわたしあなた愛して愛しているのでしょう愛してるんだもの
ねえねえアタシあなた愛してる、大好きよマイハニーィ?
接吻しましょう?生臭い恋愛がお互いに好きだもの、ね
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其処らじゅうに転がる安っぽいワイン瓶
そろそろ10箱目になる煙草
生憎私は酒豪なわけないし
生憎私は愛煙家じゃあない
只胃の中にアルコールとポリフェノール流し込め
肺を真っ黒にニコチンで染めて行きたいだけ
私の人生なんだったかな?
自他楽な生活しながら只息を停めていくのが人生?
あたしこのまま、しにたくない。
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磁石のSとNみたいに触れ合った僕らだったから、『今度は大丈夫』って思ってた
勘違いでした、なんて事は嘘でも絶対言えない
僕は何時からプラスチックになったんだろう?
君が毎日くれた筈の電流にも 僕は絶縁体になってしまって
もう、駄目かな?
今更磁石には戻れないかな?
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ねえ好きだと言って
甘い口付けを頂戴?
あたしは貴方がいないとなんにも出来ない女だから せめて今だけは存在価値を教えてよ。
あたしはきっと、貴方にキスされたり抱き締められたりするために産まれてきたんだよ
だってこの手も唇も体も、貴方を暖めるために暖かいの
ねキスしてあたしに好きだって告げさせて…?
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好きだ、と言った
他人は誰も其処にはいないのに貴方は何にも言ってくれない
誕生日だったから「おめでとう」となけなしの小遣いで買った貴方の好きな花をあげた
昔は「花なんかいらない」と言ってくれたのに、今ではだんまり決めこんでいるの、
「さよなら」といった、もう此処には来ないよ、笑顔で告げた
花の水を替えるのも掃除をするのも
もう止める、と言っても
貴方はそこで寝ているだけなの、ね
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本当に本当に大好きだから
自分だけにしたかった 他の人のものにはしたくなかった
傷付けてしまうのはわかっていたけど 独占欲の強さに敗北
今まで伸ばした髪を惜し気もなく切断
それは僕の意思の象徴
意味は「さよなら」じゃなくて只勘違いしてただけなんだ、君は
友達と恋人の区別がつかない君には
君は
そんな小さなカッターで勘違いしてた、だけなんだ
傷跡も 髪も 只お互いにすれちがい