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七瀬李ノ亜の部屋


[2] ありがとう、の気持ち。
詩人:七瀬李ノ亜 [投票][編集]



鳴り止まない胸の鼓動。
顔が、熱い。



神様だけに教えてあげる。
あのね、私がずっと目で追ってたあの人がね、


私の事、好きなんだって。



まるでふわふわした雲の上にいるみたいで落ち着かない。
さっきから同じところを行ったり来たり。

好きな人と両想いなんて夢みたい。




今度、映画でも見に行こうよ。


グラウンドのボールばかり追い掛けてた君が、真っ赤になって伝えてくれた。

グラウンドのフェンスごしに、ちゃんと届いたよ。

君の言葉。君の気持ち。



ありがとう。
私も君のことが、ずっと前から好きでした。

嬉しくて、嬉しくて、涙が溢れてくるよ。



今度の日曜日、一緒に肩を並べて映画を見ようね。
いつも部活に夢中な君を見てるだけしかできなかったから、聞きたいことも山ほどあるんだ。


ゆっくり、ゆっくり。

距離を縮められる二人になろうね。


大好きだよ。

2005/05/04 (Wed)

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