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山崎 登重雄 の部屋  〜 投稿順表示 〜


[322] 深: ヒキガネ
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僕は
懐から
黒い塊を取り出して

君を写す
君を写す
君を写す

CHEESE!

NO!

FREEEEEEZE!!


美しいモノ
永遠にしたい衝動

指先は躊躇わない

2009/12/20 (Sun)

[323] 深: 瓢箪
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素直にその名を呼べたなら






オマエ

オレ

あなた

わたし


溶けない時間が切なく軋む


栓を抜いて名を呼ぶだけなのに

閉じ込めてあげるのに

呼んでくれれば

一緒に漂いながら

ひとつに溶けていけるのに

2009/12/20 (Sun)

[324] 聖なる夜
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サンタを信じていた幼き日々が愛しい

見慣れた背中に夢は薄れた現実

何度か自らがサンタとなった

僕と同じ思いを 子等もしたのだろうか


クリスマスツリーに胸躍る

DNAに揺るぎなき記憶が息衝いているんだろう


拝啓、サンタクロース。

一度だけ、本当のあなたにお会いできませんか?


目を閉じて静かに眠りまっています

あの頃のようにやさしく微笑んで

父と母が僕の枕もとに現れますように


見慣れた背中が

やさしい手のひらが

ふぞろいなメリークリスマスのささやきが

一番欲しいプレゼントです



ツリーには

ふわふわの母の愛と

にぎやかな父の愛を

好きなだけ飾り付けて

世界中に灯るキャンドルの

その願いを少しずつ僕に下さい

ただ やすらかに

そう祈りたいのです



      ‐僕の空に輝く 父と母に捧ぐ‐

2009/12/23 (Wed)

[325] ふつうの日
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クリスマスの夜

見上げた月は

口をへの字に曲げて

視線をそらしてた

君に会えなかった

僕の顔を

まるで鏡に映したみたいだ

言えないままの

言葉多すぎて

とりあえずここに

メリークリスマスとかと

一緒に For you.

2009/12/26 (Sat)

[326] ぶっちぎりカウントダウン
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やっぱり僕は せっかちだ

人には 大丈夫だよって言うのに

しかも のんびりねってご丁寧に



我慢できなくて カウントダウン



それは新年を迎えるため

それは誰かに出会うため

それは秘かに結ばれるため

それは確かに召されるため



見えないカウントダウンを続ける

明日 ゼロかもしれないから

2009/12/29 (Tue)

[327] 月光陽光
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目が眩むほど 月光ダイオード

天に唾さえ吐かなきゃ 汚れなかった世界



目を伏せるはずさ 陽光大王道

全部曝けて 上に行ける確率は涙



不貞腐れて風に吹かれて イカレテ

財布から飛んでく青い鳥を 探してばかりで



月光陽光 父よ母よ

言いたいことが言えるまで 時間かかった



月光陽光 これからの立場さ

自分をくべて 照らしてかなくちゃね



嗚呼 皮肉に満ちた世界だ

自分をすり減らす 一番のCE



気付いた奴から早く 手伝えよな

人を動かすのは言葉だ 最高のCE

2010/01/01 (Fri)

[328] 
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]


詩え 詩え ひたぶるに

自らを 立つ場所を

見えるすべてを 見えぬすべてを

歩むすべてを 消えるすべてを

血の一滴までも すべて詩え

2010/01/02 (Sat)

[329] synapse
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]

泣いて 笑って
這い回り 立ち上がる

導かれるままだった歩みは
ぎこちない そんな時を過ぎても

泣いて 笑って
歩き続けてる 生きてる

離れた手に応えるように
押された 背筋伸ばして

喜びも悲しみも
ありがとうもさよならも

僕らの言葉
誰かに伝えるために

果てしない世界の
果てにも言葉があって

伝えるのは僕らの言葉
世界中を駆け巡る

喜びも悲しみも
ありがとうもさよならも

誰かに伝えるために
僕らはここにいる

誰かに伝えるために
明日を迎えるのさ

あふれるままの言葉で
この星を包んで

伝えるのは僕らの言葉
僕らは 輝くシナプス

2010/01/07 (Thu)

[330] といれっとぺーぱー
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出足は好調だ
まっしろな夢は続く

不意に訪れるだろう
終わりも恐くない

いつでもいいよ
僕はずっと待っているから

君は出し惜しみなんてしないで
苦しみは拭い去るから

最後までやわらかく
君を受け止めるよ

そういつでも
静かで確かな存在でいたいのさ

くるくるくる
回り続けろ僕の夢

からからから
回り続けろ運命の歯車

あははって笑って
水に流してしまおうか

意外と芯は強いから
僕は大丈夫

ありふれているから
僕は大丈夫

2010/01/11 (Mon)

[331] 夢のようさ
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]


まるで蝶の群れ


White Butterfly


月夜に浮かぶ


風に遊ぶ


透けた羽には


星たちが泳ぐ


この瞳の中に


いま目の前に


僕に訪れるのは何故


夢 また 夢

2010/01/13 (Wed)
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