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山崎 登重雄 の部屋  〜 投稿順表示 〜


[332] スナイパーの恋
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]


寂しさって奴から しつこく迫られて

依頼を請けた 恋を捜した


君を選ぶのに 時間はかからなかったよ

スコープを覗いて 照準を合わせて


たった一度の告白で 決めるために何度も

『君が欲しい』 それを放つだけなのに


震える指先が勝手に語る 君を失いたくないと

スコープを覗いては 照準を合わせて


百も承知の君の急所 仕留められずにいるのさ

大切な君だから 何よりも躊躇うままに

2010/01/15 (Fri)

[333] 108
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胸に響く鐘の音

時を待たず夢の数

彷徨う想いと呼ぶが

何が大切かは知ってる

潰されそうな日々に怯え

伸ばす指先は愛を求め

掴まえる空気にすら温もり感じて

それが生きることなのかって静かに

今を落ちて今を生きて

何度見開いても

今と自分があるから生きる

代役はいない

自分は自分

ただひとつできること

もがく自分の肩を抱き

信じてるからって語りかけ

手を引いて少しずつ歩き続ける

今日も明日も

一緒に

自分の手を離さずに歩き続ける

2010/01/20 (Wed)

[334] 夜空
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]

きっと誰もが この空の下



同じ思いに駆られ 同じ涙を流す



闇の中にそっと 自分を隠して



あいまいな夢に にじむ星を数える



吐く息が静かに 黒い空に溶けた



どれだけ吐いたら 夜が明けるのだろう



ひとり 空の下



明日も わたし



きっと誰もが 今ならよくわかる



生まれる前から続く この空の下



何処までも続いて行く この空の下



とても きれいだよ

2010/01/24 (Sun)

[335] いつでも
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君には見えないのか

僕はここにいる


今でも元気に

尻尾を振っている(笑)


君には見えないのか

小指の赤い糸


手繰れば手繰るほど

遠ざかるけど(笑)


何もないまま今まで

過ごして来れたけど


何もないからこの先も

大切に生きて行けそうだ


変わらない

いつでも 君は一番星


変わらない

いつでも それが一番僕

2010/01/24 (Sun)

[336] ありがとう
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一枚の板の上

具現する心の厚み

言葉に眠る

あたたかさに頬寄せて

詩い合える喜び

ただ ありがとう

2010/01/29 (Fri)

[337] クーデター
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]


時は来た

決行の時

若き将校たちよ

国憂う思いのままに

いざ進め

今夜、国会議事堂へ・・・

大量の豆を撒き散らせ!!


鬼は外!

福は内!

鬼は外!

福は内!


人の上に立つなら

マメに働け烏合の衆

今を生きるのは

本当にしんどいんだ

2010/02/03 (Wed)

[338] あ さ
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]

あれこれ思い悩んでても
さからえないんだよ恋心・・・

あきらめきれないよ僕は
さっきから電話を睨んで・・・

あれこれ考えたセリフを
さらりと伝えられればな・・・

あめあがりの空とは逆に
さっぱりできないままだ・・・

ああ夜が明けた
さあどうする僕

ああああああああ
さあさあさあさあ

あいたいよいたいよ君と だから
さそい出したいんだ君を なのに

あきれるくらいに弱虫で だめさ
さそいたいのにのにのに ・・・

2010/02/04 (Thu)

[339] for you.
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]


僕にできることはあるかい?

かかわるべきか かかわらざるべきか

とても悩んでしまった



僕のせいなのだとも思った

すべてがもう手遅れだから

僕は何もできないでいる


もし死んでくれと言われても

僕は叶えてしまうよ

誰よりも君の言葉だから



でも少し時間をかけて

このまま苦しみ抜いて

寿命を迎えることを約束する


生きることと

死ぬことを

君に約束する



愛情に変わりはないんだ

でも

歪んでて ごめんね

2010/02/05 (Fri)

[340] Bad Medicine
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 少しでも

 君に届けと

 抱き続け

 夜の明けない

 心せつなく

2015/09/26 (Sat)

[341] 君かい?
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]


僕を知りたいのなら

それとも僕を

知っているのなら


黙っていないで

詩い散らかした部屋だけど

いつでもおいでよ


絡んでよ

いっぱい絡まってよ


たくさんの想いと

たくさんの言葉


絡まりながら

なんでも編めちゃうような

でっかい毛糸玉つくろう


はじまりは必ず

君との

赤い糸から


終わりは必ず

それぞれの

しあわせを編んで

2010/02/09 (Tue)
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