詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
僕があげた安いプレゼント
君が身につけてるとキラキラに見える
不思議だなぁ
君が書いた吐息のようなリアル
僕がなくした宝物ばかりだ
不思議だなぁ
嘆く言葉もこぼす涙も
すべてを価値に変える
君は正しいと思える
真実は君にあるのだと僕は探求心を膨らませて
研究に勤しむけれど解剖の許可が下りないから
いつまでも想像の域を出れないが君は素晴らしいと言い切れる
いつも目の中に君のリアル
それは絶え間なく僕に命をくれる
いつか目の前で君のリアル
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
幻想でもいい
縋る願いを
弱さとか儚さとか
切り捨てないで
自分が見せた闇を
払いのけるのも
ほら
この身のこころひとつ
君がいる闇ならば
ともに眠り
君がいる夜明けなら
笑い合おう
手を繋ぎ声をそろえて
おはよう
のんびりと歩きながら
好きだよ
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
きみのことは ほんとうさ
ずっと
すがりついているのさ ほんとうさ
きみの
すぐそばで いちばんとおくで
ねむりも めざめも
なみだも えがおも
だれより しってるつもりさ
だから
いつまでも
とおまわりさせんなよ
ああ
きみがこのてをとれば
こたえになるのに
ただいつまでも
あいたいと あいたいと
こんなこと してる
ただ あいたいと
こんなことばかり してる
あい してる
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
おっさんにセンチは似合わないか
ロマンシング・ヤードを気取っても
メートルが上がるだけ…なんてね
派手な夜空に更なる贅沢を
ぶらりと海まで行ってきたよ
坂本九なんて口ずさんで
願いをかけたい時ほど
星は瞬きの間に何処かに流れる
そしてそんな時ほどコンビニが優しい
口笛の代わりに小瓶を吹いて
やっぱりぶらりと家に帰るよ
零れないように上を向いて
夜空に見つけた君のイニシャルは
行きも帰りも君のイニシャルだった
例えばこんなことが切なくも嬉しく
まるで気持ちを量るように
ひしゃく星が疑問符で輝いている
好きだから…俺は大丈夫だよ
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
狂おしい春を
胸に吸い込んで
向う見ずな想いを
強く吐き出した
ひと時の別れと
頑なに信じて
願い続けるのは
君がいる人生
触れずとも
通わずとも
願い続けるのは
君がいる人生
眼差しの先に
いつも笑顔でいて
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
流れるまま
雨の雫
思い出を濡らして
カップの縁
あまく噛んで
ぼんやり眺めてる
視線の先
あなたが居る
かたちを覚えてる
振り向きたい
振り向かない
カップの花模様
一枚ずつ
うらなうの
ミルクで溶かして
決めたことよ
あれは幻
少しだけ笑う
カップの縁
噛んだままで
ぼんやり過ごしてる
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
現実を悲観し
幸せの言葉を求めて
詩人は漂流を続ける
小さな板は
何処に辿り着くのだろう
この大きな心の海で
飢えと渇きに襲われながら
自分を見失わぬように
一点の星を頼りに
今日もまた
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
いいなで始まるもんだ
感化する
傾倒する
適応する
好きであり
好きであるために
だって好きなんだもん
脳は発達の末に
究極の進化を遂げて専用脳になる
文学を求める文学脳
音楽を求める音楽脳
今の僕は君を求めるが故の専脳
君のことだけを考え続ける愛脳
YOU KNOW?