詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
擦れ違う
時の流れが見えるようになると
漠然とした
生まれ続ける何かに埋め尽くされる
言葉に置き換えれば
孤独 だったり
自由 だったり
立っている場所の
バランスに左右されてしまう
上も下も
右や左も違う
君か 僕なんだ
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おとこの 恋は
黙って靴底すり減らす
地味な 恋さ
おんなの 恋は
ヒールの高さを上げて行く
無邪気な 恋さ
ずれている 歩幅
あいまいな 足跡
ゆっくりと 馴染ませて
歩き疲れたら
どちらかが しゃがみ込んで
脱ぎ捨てる
わかってるんだ
そんなこと
だから 手を繋いでいよう
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
その小さな手に 何を握りしめて 生まれて来たのだろう
体ごと震わせて 乳をせがむ 我が娘よ
命を抱く度に 心洗われて
命を抱く度に 心責められ
離れた息子たちを 愛さない訳はないけれど
男の子と女の子では こうも違うのだろうか 父親とは
その小さな手に いつの日にか約束を交わして
握っていた何かを 手放してしまうのだろうか
自分を振り返ってみても 握っていたことすら 思い出さない
生まれる前の記憶か この世に生きる術か
怒りに拳を握ることもない今では 想いの及ぶはずもない
恩義や 恩義やと 我が娘が泣く
選んでくれたこと 逢えたこと 君を抱く度に
有難いことだ 有得ないことだと 僕の胸に響き渡る
君は将来 誰の手を握るのだろうかと
今から心配しながら 嗚呼 親ばか
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
僕は 僕の命を
何のために使ったかを
それだけを問い続ける
ヒトの意見はすべて無責任さ
MY NAME IS FUTURE.
自分で背負うんだ
だから
自分のための夢を
自分のための言葉を
自分のための未来を
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
見える場所につけているのは
たいせつな あかし
ただそれだけの
飾りかもしれない
ときどき僕は 手繰る
小指の糸
感じてほしい
君とつながっていること
見た目じゃなくて
こころ
僕には
いつまでも 君が必要
始まりも終わりも全部
君で僕で
一本の線の上
その輪の中
逸れるはずも
離れるはずもないさ
君と僕の姿
今更確かめるまでもないよ
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地に足をつけて とか
大地に根を張って とか
よく励ますじゃない
心なく彷徨う姿よりは
どんな自分でも
見据えて闘ってる方が美しい
ちっぽけに感じる自分だとしても
絶対 Little Dynamite!
ドカンと一発
やってやろうぜ♪
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
胸の前で十字に構えて
悪を倒していた
あの頃と
情熱は何も変わっちゃいないさ
今でも十字に構えて
なんかでろって
現実に向かって
シャアーって叫んで
なんかでろって
胸の前で十字に構えて
祈るように
詩を書いてる