詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
独り子のようにソワソワと在りて
母の帰りを待つ少年の様似
敬謙な異教徒の忠誠の姿と
聖夜を迎える童心も兼ね備う
刻々と来たる素晴らしい日
この草臥れた世迷い者なれど
誰よりも杯を高々と掲げて
ありがとうありがとうと祝う
わが月を 過ぎて迎える 君が月 白酒捧げ 祝う女月よ
朝日の如く君が才と美は満ちて
うっとりと眺め入るだろう
そして同時に味わう定め
届かぬ彼方に沈む現実と闇の訪れ
しかし闇にも月の輝くを知り
満座の星の煌めくを知る
君を世界に光と闇は営み
奏でる旋律の美しさを重ね知る
迎え月 桃香乙女の 祝い月 君は色付き 僕は頬付き
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年代物ならプレミア
マニアは放っておくはずがない
意思を持つブリキ
世界中さがしても
ここにしかない
ファースト・べティング
迷わず手を挙げた
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細身のウッドチェア
ずっとそのまま
ピンスポット
照らす先に君はいない
舞台はこれからさ
代役は考えていない
僕の愛臨キャラへ
性懲りもなくオファー
唄ってほしい
踊ってほしい
君じゃなきゃ嫌だよ
もうライフワークさ
ブロードウェイを凱旋しよう
君となら
ロングランの風が吹く
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僕の名前じゃ
君を開くことができない
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詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
君に君に
呆れるくらい並んだ
複雑な模様
幾重にも描いて
感情の立体交差
幾度となく越えて
長い長い
螺旋階段を上る
星のチャイム
きらきら鳴らして
風のブランコ
ゆらゆら漕いで
雲のトランポリン
弾む弾む弾む
雨のハープを奏でたら
次の言葉へ七色のダイヴ
僕等は歴史に残るかな
恋花火を打ち上げながら
パレードは今夜も続く
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
泣き言の
涙を拭いて
独り言
僕が聴いたよ
もう二人事
困った子だね
泣かないのなら笑って
ちゃんとここで見てるから
ホラ、笑って
機嫌なおして映画にでも行こうか?
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
チャンス到来。
時計の針が日付を変えて新しい私が始まった。
行き止まりが多すぎて、仕方なく迂回を繰り返し、なんだか遠回りをしたような気がする。
でも、笑って許してやろう。
新章のスタートなのだ。
もうすべて私の血肉となり、振り返る必要などないのだ。
心地良いウズウズ感が湧き上がってくる。
これが私だ。
春は絶対チャンスを運んでくる。
いや、それじゃもったいない。
一年中チャンス到来だ。
貪欲に夢を叶えていく一年にするんだ。
…今日のために新調したダイアリー。
残り364回の笑顔のチャンス。
魔法をかけながら、最初のページを記した。
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
きみは猫だろ
闇の中で鳴いても
生きていくんだ
きずなんか
舐めて治せよ
舌が足りないなら
いつでも貸してあげるから
次は可愛く鳴いて見せろよ
約束だよ