詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
七色の円盤を回せば
小一時間の幸せ
歌声は心が聴いてくれる
耳が肥えるには人生が必要だよ
マイ・ライフ
僕の耳が選んだのは
あの娘の詩だった
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平然と夜が明けて行く
いつもの眺めが色を取り戻す
朝靄の 藪に鶯 ほうほけほ 寝ぼけ眼で 誰がために鳴く
出始めの鶯が口篭りながら
照れ臭そうに何度も鳴く
仲間がほうほうと相槌を打つ
惚れたかな 惚れたのかもと 繰り返し もじもじ鳴いた 鶯の春
春を告げるのか
恋のお悩み相談か
可笑しなやり取りは続く
春告げる 姿形は 違えども か細き声に 心当たりて
頼りない声に想いは巡り
僕の水面は揺れた
君を探して携帯を開く
胸の辺りをぎゅっと握る
掌の微笑みが次第に滲む
いつもの事さ
いつもの事さと
季節と君をエア・ハグ
鶯を 忘れるように ボブ・ディラン 涙と君を ポケットに戻し
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
あなたはパペット?
温もりを忘れたら
思い通りに動けないよ
あなたはデコ・ドール?
微笑を忘れたら
埃を被ってしまうよ
あなたはマリオネット?
絡まる糸を解いて
君ならできるよ
こんなに熱い君が
人形でいられる訳がない
鯨のお腹で迷子になっただけさ
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
ゴーグルに朝日が映る
幻想の斜面を泳ぐ
雪の波間で君が微笑んだ
ポップな尾鰭
鮮やかなライド
溶けてゆく冬と何を話したの
名残り雪のマーメイド
ずっと泳いでいる
僕は二本足のままで
ロッジから君を眺めていた
ゴーグルに未来を映して
幻想の斜面を泳ぐ
雪の波間で君が泣いた
ポップな尾鰭
飛ばしたスプレー
溶けてゆく冬に別れを告げたね
名残り雪のマーメイド
思い切り飛んだ
最後はボディースタンプ
淡い春に君は隠れてキスをした
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
本当の僕は
僕にもわからないんだ
君が見つけてくれたら
一番幸せなんだけど
ずるいのはわかってる
でも好きなんだ
目の前の君を愛している
刺されてもかまわない
そんな愛し方しかできないんだ
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
知らない事があったら
ビートルズに聴いてくれよ
生まれてから死ぬまでの
すべてを歌っているから
知りたい事があったら
ビートルズに聴いてくれよ
神の祝福から悪魔のささやきまで
すべてを歌っているから
彼女を愛する理由
これ以外は全部
ビートルズに聴いてくれよ