詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
あなたはパペット?
温もりを忘れたら
思い通りに動けないよ
あなたはデコ・ドール?
微笑を忘れたら
埃を被ってしまうよ
あなたはマリオネット?
絡まる糸を解いて
君ならできるよ
こんなに熱い君が
人形でいられる訳がない
鯨のお腹で迷子になっただけさ
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
平然と夜が明けて行く
いつもの眺めが色を取り戻す
朝靄の 藪に鶯 ほうほけほ 寝ぼけ眼で 誰がために鳴く
出始めの鶯が口篭りながら
照れ臭そうに何度も鳴く
仲間がほうほうと相槌を打つ
惚れたかな 惚れたのかもと 繰り返し もじもじ鳴いた 鶯の春
春を告げるのか
恋のお悩み相談か
可笑しなやり取りは続く
春告げる 姿形は 違えども か細き声に 心当たりて
頼りない声に想いは巡り
僕の水面は揺れた
君を探して携帯を開く
胸の辺りをぎゅっと握る
掌の微笑みが次第に滲む
いつもの事さ
いつもの事さと
季節と君をエア・ハグ
鶯を 忘れるように ボブ・ディラン 涙と君を ポケットに戻し
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
七色の円盤を回せば
小一時間の幸せ
歌声は心が聴いてくれる
耳が肥えるには人生が必要だよ
マイ・ライフ
僕の耳が選んだのは
あの娘の詩だった
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
きみは猫だろ
闇の中で鳴いても
生きていくんだ
きずなんか
舐めて治せよ
舌が足りないなら
いつでも貸してあげるから
次は可愛く鳴いて見せろよ
約束だよ
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
チャンス到来。
時計の針が日付を変えて新しい私が始まった。
行き止まりが多すぎて、仕方なく迂回を繰り返し、なんだか遠回りをしたような気がする。
でも、笑って許してやろう。
新章のスタートなのだ。
もうすべて私の血肉となり、振り返る必要などないのだ。
心地良いウズウズ感が湧き上がってくる。
これが私だ。
春は絶対チャンスを運んでくる。
いや、それじゃもったいない。
一年中チャンス到来だ。
貪欲に夢を叶えていく一年にするんだ。
…今日のために新調したダイアリー。
残り364回の笑顔のチャンス。
魔法をかけながら、最初のページを記した。
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
泣き言の
涙を拭いて
独り言
僕が聴いたよ
もう二人事
困った子だね
泣かないのなら笑って
ちゃんとここで見てるから
ホラ、笑って
機嫌なおして映画にでも行こうか?
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
君に君に
呆れるくらい並んだ
複雑な模様
幾重にも描いて
感情の立体交差
幾度となく越えて
長い長い
螺旋階段を上る
星のチャイム
きらきら鳴らして
風のブランコ
ゆらゆら漕いで
雲のトランポリン
弾む弾む弾む
雨のハープを奏でたら
次の言葉へ七色のダイヴ
僕等は歴史に残るかな
恋花火を打ち上げながら
パレードは今夜も続く
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僕の名前じゃ
君を開くことができない
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