詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
きみのことは ほんとうさ
ずっと
すがりついているのさ ほんとうさ
きみの
すぐそばで いちばんとおくで
ねむりも めざめも
なみだも えがおも
だれより しってるつもりさ
だから
いつまでも
とおまわりさせんなよ
ああ
きみがこのてをとれば
こたえになるのに
ただいつまでも
あいたいと あいたいと
こんなこと してる
ただ あいたいと
こんなことばかり してる
あい してる
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
幻想でもいい
縋る願いを
弱さとか儚さとか
切り捨てないで
自分が見せた闇を
払いのけるのも
ほら
この身のこころひとつ
君がいる闇ならば
ともに眠り
君がいる夜明けなら
笑い合おう
手を繋ぎ声をそろえて
おはよう
のんびりと歩きながら
好きだよ
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
僕があげた安いプレゼント
君が身につけてるとキラキラに見える
不思議だなぁ
君が書いた吐息のようなリアル
僕がなくした宝物ばかりだ
不思議だなぁ
嘆く言葉もこぼす涙も
すべてを価値に変える
君は正しいと思える
真実は君にあるのだと僕は探求心を膨らませて
研究に勤しむけれど解剖の許可が下りないから
いつまでも想像の域を出れないが君は素晴らしいと言い切れる
いつも目の中に君のリアル
それは絶え間なく僕に命をくれる
いつか目の前で君のリアル
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
たった一枚の
僕に微笑んだ 写真
帰り際の ヘタレの一言
さよならの前の 握手
いつ叶えられるのか
気の遠くなる 約束
離れていても
離れていても
言葉が僕を呼ぶ
この胸に君を呼ぶ
離れていてもね
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
はあはあ・・・
「AIKU100307」
〜 ごみ箱の
横で飲み干す
ワンカップ
コンビニエンスは
僕のGS 〜
♪ 仕事の帰りのコンビニで 毎晩飲んでます〜
(ジョニィーへの伝言のメロディーに乗せて・・・)
この時期は特に寒くて、対人ガソリンなきゃ帰る気力が・・・(笑)
初参加です。 あいくたん宜しくお願いします♪
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
春への憧れを殺ぐように
この雨が熱を奪うのさ
毛布の中で膝を抱えて
何の償いなのか 降り続くこの雨の
喝采の渦に閉じ込められた チャンス
次はいつ君に逢える いつまた逢える
濡れているか
カラダ中を流れてる想いに
濡れているか
ひび割れた心へと注ぐ
君よ 我が生涯の好敵手よ
言葉の雨に 濡れているか
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
眺めてきたキラキラたちが次々と羽ばたいて行く
今この晴れ渡る空みたいなそれぞれの夢に向かって
みんな おめでとう
みんな 元気でな
みんな 泣いてもいいから
みんな 必ず最後に笑えよ
もう少しそばで眺めていたかったのは正直な心境
でも僕もまたひとつ大切な仕事を任されたから 共に
みんな 想いは果てしなく広がる巨大な迷路
みんな 逃げて行くゴールを追い続ける
みんな 自分だけは自分の手を離さずに
みんな 再会の日は肩を抱き一緒に笑おう
僕は敢て君たちに“さようなら”は言わないから
“おめでとう”に続く言葉は“ありがとう”だ
心から感謝と共にエールを送る“いってらっしゃい!”と
今よりもっとキラキラの笑顔に“おかえり!”を用意して
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
天啓に導かれて
たった今悟りを得ても
ファイルを開きながら
燻らせる一本のタバコで
すっかり忘れている
恋詩を書いている
人類が永久に安生と暮らせる
そんな悟りでも
すぽーんと忘れて
ぜーんぶ忘れて
君のために
恋詩を書いちゃうんだな
詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
時々パラシュートで降って来る
夜中に無言で行進している
空を伝って砲弾の音がする
爽やかな募集広告
ド派手なパレード
エアラインは七色に煙る
How do you do?
この国の平和
時々誰かが生け贄になる
歴史の闇は血で血を洗う
ゲートの前で白い歯が笑う
青い目は何処を見ている
鋼鉄製の陸海空
無国籍の十字軍
How do you do?
この国の平和
冷たい折り合いで閉じ込めるほど
とっても危ない獣の群れ
罪を憎んで人を憎まず
現実に私たちは平和です
囲んでいるのか囲まれたのか
私たちは加護の中の虜
ご機嫌いかが?
まだこの国はヘイワデス
〜あの日、演習の砲弾音が空を伝って聞こえていました。
しばしの思索の後に出来たのがこの詩です。
自衛隊の皆さんには、災害救助・支援・復興、国際協力等々のご奮闘に大変感謝しております。また誇りでもあります。
アメリカには戦後の統治・復興、現在の安保というパワーバランスと、ロックンロールに感謝しています。
ただ、歪んだシステムを実感してしまうのも否めない事実。
突きつけるのは握手を求める手であるように。
笑顔こそ最終兵器であり、口元の牙が使われることのないように。
陰惨な歴史に安息の祈りを捧げつつ