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山崎 登重雄 の部屋  〜 新着順表示 〜


[334] 夜空
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]

きっと誰もが この空の下



同じ思いに駆られ 同じ涙を流す



闇の中にそっと 自分を隠して



あいまいな夢に にじむ星を数える



吐く息が静かに 黒い空に溶けた



どれだけ吐いたら 夜が明けるのだろう



ひとり 空の下



明日も わたし



きっと誰もが 今ならよくわかる



生まれる前から続く この空の下



何処までも続いて行く この空の下



とても きれいだよ

2010/01/24 (Sun)

[333] 108
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]


胸に響く鐘の音

時を待たず夢の数

彷徨う想いと呼ぶが

何が大切かは知ってる

潰されそうな日々に怯え

伸ばす指先は愛を求め

掴まえる空気にすら温もり感じて

それが生きることなのかって静かに

今を落ちて今を生きて

何度見開いても

今と自分があるから生きる

代役はいない

自分は自分

ただひとつできること

もがく自分の肩を抱き

信じてるからって語りかけ

手を引いて少しずつ歩き続ける

今日も明日も

一緒に

自分の手を離さずに歩き続ける

2010/01/20 (Wed)

[332] スナイパーの恋
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]


寂しさって奴から しつこく迫られて

依頼を請けた 恋を捜した


君を選ぶのに 時間はかからなかったよ

スコープを覗いて 照準を合わせて


たった一度の告白で 決めるために何度も

『君が欲しい』 それを放つだけなのに


震える指先が勝手に語る 君を失いたくないと

スコープを覗いては 照準を合わせて


百も承知の君の急所 仕留められずにいるのさ

大切な君だから 何よりも躊躇うままに

2010/01/15 (Fri)

[331] 夢のようさ
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]


まるで蝶の群れ


White Butterfly


月夜に浮かぶ


風に遊ぶ


透けた羽には


星たちが泳ぐ


この瞳の中に


いま目の前に


僕に訪れるのは何故


夢 また 夢

2010/01/13 (Wed)

[330] といれっとぺーぱー
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出足は好調だ
まっしろな夢は続く

不意に訪れるだろう
終わりも恐くない

いつでもいいよ
僕はずっと待っているから

君は出し惜しみなんてしないで
苦しみは拭い去るから

最後までやわらかく
君を受け止めるよ

そういつでも
静かで確かな存在でいたいのさ

くるくるくる
回り続けろ僕の夢

からからから
回り続けろ運命の歯車

あははって笑って
水に流してしまおうか

意外と芯は強いから
僕は大丈夫

ありふれているから
僕は大丈夫

2010/01/11 (Mon)

[329] synapse
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]

泣いて 笑って
這い回り 立ち上がる

導かれるままだった歩みは
ぎこちない そんな時を過ぎても

泣いて 笑って
歩き続けてる 生きてる

離れた手に応えるように
押された 背筋伸ばして

喜びも悲しみも
ありがとうもさよならも

僕らの言葉
誰かに伝えるために

果てしない世界の
果てにも言葉があって

伝えるのは僕らの言葉
世界中を駆け巡る

喜びも悲しみも
ありがとうもさよならも

誰かに伝えるために
僕らはここにいる

誰かに伝えるために
明日を迎えるのさ

あふれるままの言葉で
この星を包んで

伝えるのは僕らの言葉
僕らは 輝くシナプス

2010/01/07 (Thu)

[328] 
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]


詩え 詩え ひたぶるに

自らを 立つ場所を

見えるすべてを 見えぬすべてを

歩むすべてを 消えるすべてを

血の一滴までも すべて詩え

2010/01/02 (Sat)

[327] 月光陽光
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]


目が眩むほど 月光ダイオード

天に唾さえ吐かなきゃ 汚れなかった世界



目を伏せるはずさ 陽光大王道

全部曝けて 上に行ける確率は涙



不貞腐れて風に吹かれて イカレテ

財布から飛んでく青い鳥を 探してばかりで



月光陽光 父よ母よ

言いたいことが言えるまで 時間かかった



月光陽光 これからの立場さ

自分をくべて 照らしてかなくちゃね



嗚呼 皮肉に満ちた世界だ

自分をすり減らす 一番のCE



気付いた奴から早く 手伝えよな

人を動かすのは言葉だ 最高のCE

2010/01/01 (Fri)

[326] ぶっちぎりカウントダウン
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]


やっぱり僕は せっかちだ

人には 大丈夫だよって言うのに

しかも のんびりねってご丁寧に



我慢できなくて カウントダウン



それは新年を迎えるため

それは誰かに出会うため

それは秘かに結ばれるため

それは確かに召されるため



見えないカウントダウンを続ける

明日 ゼロかもしれないから

2009/12/29 (Tue)

[325] ふつうの日
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]


クリスマスの夜

見上げた月は

口をへの字に曲げて

視線をそらしてた

君に会えなかった

僕の顔を

まるで鏡に映したみたいだ

言えないままの

言葉多すぎて

とりあえずここに

メリークリスマスとかと

一緒に For you.

2009/12/26 (Sat)
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