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山崎 登重雄 の部屋


[168] @葛藤編66
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]


『溢れるままに 触れるままに』


さようなら 溢れる日々
さようなら 触れる日々
おはようも おやすみも
自らの手で摘み取る

膨らむイメージは やがて足かせになる
未来の陰は あなたを曇らせる前に
自ら光りの前に立ち 消えるべきだ

はじまりから 見えた結末を
実行すべきだと確信する

必要ならば 必然が応じる
ただ 陰を落としたくない

しがみ付く気も 縛り付ける気も 毛頭ない

はじまりからの 答えに過ぎない
嫌われるべきだと 願っていたこと

愛でもない 恋でもない
覚えていた約束を 実行したに過ぎない

あなたが光りを放つため

大切な約束は 忘れていないことを証明した

あなたが光りを放つため

涙は喜びを湛えて 静かに流れる

2009/11/13 (Fri)

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