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山崎 登重雄 の部屋


[188] 一行詩集 _いっしんつむぎ_U
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]


月のように / 夜は強がってはしゃいで… 昼は恥ずかしがって雲間で覗き… カケヒキを繰り返して…

あうん / あ・うん。それは誕生と消滅の『産声』

恋愛相談 / そして自分を売り込む生き残るための泥試合。

使命 / 放ち続けるか死んでみせるか。詩人ならね。

ちっ。 / 惚れた自分に舌打ち

けっ。 / こうなりゃ老体に鞭打ち

ふっ。 / 君には優しく耳打ち

がっ。 / 奴にはいつか闇討ち

悪態 / 開き直りて徒然の毒気吐いては語尾に涙し

不意 / 夜が明ける ほろほろ泣く

辞退 / ベスト三十路ニスト

落涙 / もう終わったもう終わったもう終わった

嗚咽 / だっ… だけ… だと… たから…

さよならなんて / ぬるい時間は排水口に流してしまえ。温め直す時間は次の恋に使うんだよ。

問答 / せっぱつまってそもさん

君で充電 / でもまいったなぁ。液漏れしそう。

ランナー / 距離じゃなくトップランナーで。

大失恋 / もう運命には抵抗しない。俺の言葉まで剥ぎ取りやがる。

片想い / 瞬きの差で両想い。次は方目だけ閉じるさ。

壊れちゃう / 粉々に愛しちゃって♪組み立てるのは二人で☆

目隠し / 強がりと本音のじゃんけん。

目隠し / 最初からしてないのに。素直にな。

目隠し / それとも外してみる? 俺が居るけど

message in a bottle / どんなに海を眺めていても拾えなければ読めないんだな

出会い / ぼくはきみの偶然の産物なのさ。

つよがりさん / 背伸びするなら肩車してあげる。よく見えるだろ?

翼の折れた・・・ / 傷付いた羽を癒すより太陽に向かって羽ばたき続ける

僕は太陽に準え君は月と言い張る / 月は太陽の木漏れ日

××につける薬 / 君には僕を☆僕には君の望んだシアワセ

両方 / 君をアイス 飲み干してホット

月光価千金 / 星の砂でくしゃみするなよ

悪筆 / 清書してよ。君のフォントが欲しいな。

名前 / 大好きな名前を呼べば、それが僕だよ。

ありがとう / 出会ってくれて。 微笑をくれて。 行先をくれて。 涙をくれて。

2009/11/15 (Sun)

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