道なき道を満ち足りて野辺に足をとめ眺むるは名もなき花の凛とした笑顔に応えるまた笑顔また歩み出す未知の道踏み締める未知に道続き歩みし背中に刺さりたる君詠みし詩は旅人の光と陰と愛と誠かやがて倒るる旅人に芽吹く詩歌は花開き継ぎ歩む者の道しるべ野辺に名もなく凛と咲き足留めては微笑みて目を奪いてはまた詩う道なき道も道となり迷い子諭す君が詩旅人の背に刺さりては陽光月光きら星の万葉の夢君が詩歌よ
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