詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
恋愛ってこんなイメージ
崩れちゃうかも 崩されちゃうかも
わざと崩すかも
感情のループに押し流されてさ
いくつになってもさ
呆れるくらいの恋をしてさ
泣いて 笑って
息つく間もなく愛が溢れてさ
あとほら縁日みたいで
楽しさに隠れた切なさが残ったりさ
もうほら好きで好きで大好きで
あのヒトを思う言葉を書き集めて
どんな小さな幸せさえも掻き集めて
でもさ 掃き集めた落ち葉みたいに
集めても集めても かぜが吹くとさ
ねぇねぇ…
にぎりしめた砂の…
この粒があなたで…
この粒がわたし…
零れ落ちたら… どこにいるか判る?
堕ちていく 時間の中に 溶けていく ねぇ恋ってさ 砂時計だね
[前頁] [山崎 登重雄 の部屋] [次頁]
- 詩人の部屋 -