詩人:山崎 登重雄 | [投票][得票][編集] |
雨粒を写せば星屑が光る
街灯は一等星のように浮かび
車は途切れ途切れの天の川
闇に光を放つもの
繋がらないSHは
心のままに物語を映し出す
タバコを買いにまたぶらり
無秩序に切り抜く風景
指先の火垂るを泳がせながら
道すがらギチギチと鳴き真似れば
台湾栗鼠が木々を跳ぶ
ひとけがないので遠吠えてみたが
これは自爆だった
やって来る毎日
やり過ごす毎日
過ぎ去りし毎日
どこを踏んでも吹っ飛ぶ
可愛い地雷原が僕を包囲している
YOU、元気か?
往復10分のぶらり旅
三本の火垂るを空に放ち
数枚の画像を手に入れた
気付かぬままに涙
僕の闇に輝いてくれる光
いつでも僕のゴールに微笑む誰かさん
どんなにキラキラしてるか
ぶらりぶらり
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