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山崎 登重雄 の部屋


[473] BBS: 侍
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]


日本男児には侍の血が流れている
刀を失ってからその血も薄れた
僕のような男が語っても仕様がないが

男も女も憧れる侍のオーラ
尊敬する父親像も職業も
そのオーラに起因すること大だろう

カッコイイ男たちがどんどん星になる

日本人らしい日本人がまた一人
男を貫いて天に昇った

二階級とか恩給とか形より
存在を失った御家族の悲しみは表しも癒しもできまい

しかし御家族の涙はその全てを超えて
真に威厳を湛えていた
あぁ、侍だったのだ。 と思う

しかし惜しい悔しい悲しい
公人よ侍の背中に学べ
真摯に手を合わせよ
本物の美しい国・日本を願う


僕も後の僕に伝え残す
ただ拙き弔いの詩を許されよ
慎みて心より侍に敬礼を捧ぐ

2010/07/18 (Sun)

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