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山崎 登重雄 の部屋


[623] 恋に臆病な俺
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]

携帯が震えるたびに、絶対君からだって胸が高鳴る。

何気ない朝の挨拶でも、俺にとっては輝く太陽のような挨拶で。

窓をあけて、道行く人たちに教えてあげたいくらいだ。

美味しい店を見つけたり、ちょっと笑える事があると、すぐに君に知らせたくなる。

いつか君と二人で…なんて甘い夢を見て…

君の心の中に、俺という存在をローソクのように灯したいけれど。

恋に臆病な俺は、遠回しな言い方をするので精一杯。

だけど、どんな形でもいい。

君の心の中に、俺という存在を残したいから。



今夜、君に想いを伝えるよ。

あの、中に出してもいいですか。


2016/01/18 (Mon)

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