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魅依の部屋


[18] 僕の願い、
詩人:魅依 [投票][編集]


小さい夢

消えた、

壊れて

失った


あのころの




きょろりと空を
見つめた瞳


茶より濃い
さらさらした
かみのけ


ひまわりの様に
ぱっとした
明るいえがお


すべてが消える


救われた、

差し伸べられた
小さいてのひら

あのころのまま

あのころの様に


もどりたい


もどりたい


あのこもあの人も


もういない







帰ってこない














消えないでと
願っても


消えてしまったの










願っても





駄目だったの












世界は回る




誰かの命が

消えてしまった時も



いつかは消える


世界が回る


記憶が消える

他の新しいものに
出会うから







消えないで


あのこといた
記憶





もう一度

あわせてください





クリスマスなんていいから



なにもかも

いらないから


あわせて、


あわせて。



それが駄目なら



僕からもう何も
うばわないで



もう何も

消えて欲しくない

2008/12/22 (Mon)

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