哀しい景色の向こう秋の声が風に運ばれてこの先何処へ行くのと立ち止まり耳を澄ませば何にもなぃこの場所で落ちたカケラを拾い集めきっと想いは届くと自分に言い聞かせた君は何を想ってる…僕は君を想ってる…そんな事を想いながら窓の外を眺めて…君の声から動き出した秋月の夜にそっと誓い合った僕ら一つのこの両手を掴み取るまで滴(あめ)が降らないように…
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