詩人:泪 | [投票][編集] |
言葉 それはとても素晴らしいもの
愛する者には愛を囁き
親愛なる友には感謝を紡ぎ
他愛ない会話も
心に沁みる歌も
すべて言の葉
言葉は自分の想いを相手に伝える手段の一つ
だけととても素敵なものでとてもかけがないの
あなたのたった一言で救われる者がいて
あなたのたった一言が素敵な世界に変えることもできる
言葉 それはとても残酷なもの
愛する者だと欺き
友だと信じていた者を裏切る
うわべだけの会話
心のない歌
それもすべて言の葉
言葉は自分の想いを伝える手段の一つ
だけど人を傷つけるとても残酷なもの
あなたのたった一言で奈落の底に落ちる人がいて
あなたのたった一言で世界を地獄に変えることもできる
言葉は素晴らしいもの
だけど時として残酷なものに変わる
使う人によって様々なものになる言葉
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ただ側にいて欲しかった
誰でもいいわけじゃない
君だから側にいて欲しかった
ひねくれ者で面倒くさい私の側にいつもいてくれた
いる事が当たり前だと思い込んで、辛く当たってしまった事もあった
だけど君はどんな時でも側にいてくれた
幸せだと感じる時、ふと隣を見ると笑顔の君がいて
悲しくて何もかもが嫌になった時、何も言わずただ側にいてくれた
君にはどんなに救われたか分からない
君がいてくれなかったらと考えただけで涙が出る
君の存在が私の心の安定剤
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いくつになっても誰かを求め続けてしまう
それがどんな形でも
友達 恋人 家族 形は様々
誰かが自分を想い考えていてくれたら
それだけで世界は明るく笑顔で歩んでいける
友達 恋人 家族 形は様々
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何をしていてもいつもひとりだった
周りには誰もいなくて
存在なんてしてないかのように
私の周りにはいつもいない
心の中では寂しくて誰かに傍にいて欲しくて
だけど誰にも気持ちは知られたくなくて
平気なふりをする日々
素直になれば
寂しいと声に出せば
ただそれだけで良かったのに
私はいつもひとりだった
何をする時でも君はいつもいてくれた
誰もいなかった私に
寂しいと声に出せなかった私に
光を射してくれた君
平気なふりなのだと気づいて
ただ何も言わずに傍にいてくれた君
君が現れて私の世界は輝いた
誰もいなかった私の一筋の光
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非難と称賛は紙一重
非難から称賛は生まれない
しかし称賛から非難は生まれる
どんなに良い行いをしても非難され
どんなに良い人間でも非難を受ける
誰かの何気ない一言や嘘や偽りが今までの全てを無意味なものにする
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未来は明るいと信じていた
順調に明るい未来に進んでいけるとただただ信じていた
子供の頃になりたかった自分
当たり前になれると思っていた自分
だけど今の自分はなりたかった自分とはまるで違う
何もかもが違い過ぎる
今の自分は今まで生きてきた人生の結果
何が悪いとか何が良いとかではない
なれなかったのは自分のせいだから
ただただ子供の頃のなりたかった自分と
当たり前になれると思っていた自分との差にめまいがするだけ
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本当の僕はどこにいるのか?
本当の僕は誰なのか?
僕は仮面を被る
家の中で
学校で
社会で
僕は仮面を被る
心を殺して笑顔を作る
周りの空気を壊さないように
僕は仮面を被る
本心を隠してお世辞を並べる
みんなに嫌われないように
いつから仮面を被るのが当たり前になったのか?
いつから仮面を被らなければ生きて行くのが難しくなったのか?
親がいけないのか
学校が悪いのか
社会のせいか
それともこの世界がそうさせるのか
本当の自分はどこに行けばいいのだろう
本当の自分はなんなのだろう
仮面を外して作り笑顔はやめて本音を話すことがいけないのか
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君は君のままで そのままの君でいい
笑顔が素敵で眩しい君
その笑顔は誰もを優しい気持ちにしてくれる
心配性で自分のことよりも人のことを気にかける
それゆえ傷つくこともたくさんあって
悲しいことも辛いことも苦しいことも
壁にぶち当たることも多い君
だけどみんなの前では笑顔で
何もなかったように振る舞う
でも知っているんだ
君が歯を食いしばっていることを
一人で涙を流していることを
すぐに平気なふりをしてしまう君だけど
僕は知っているんだ
君は心配性で繊細で傷つきやすいことを
だから全てを見せて欲しい
どんな君も君だから
どんな君も素敵だから
君は君のままで
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得たもの得たいと願うものがある
それは大きいものもあれば小さいものもある
一方にとっては容易く得られるものでも
もう一方にはとても難しいものだったり
得られたものでも一方には小さい事だったとしても
もう一方には大きな大切なものだったり
また得たものの大きさで失うもときもあれば
別のものまで得られるときもある
そして得たいと願うものを手にする為に他を犠牲にする人もいる
だけどこれ以上何も望まないと望むものなどもうないと思う人もいる
どれだけのものを得られ
どれだけのものを得てきたかなんて関係ない
たとえ小さいもので他の人間が目もくれないものでも
その人にとっては何よりも変える事の出来ないかけがえのないもので
大きさや数ではなく言葉には表せられないものを得たから
どんなに価値があってもどんなに大きなものでも
それには代えられないものがこの世界にはたくさんある
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空を雲が覆う
明るかった空がどんどん暗く淀んでく
まるで今の私の心のように
空は広くどこまでも続いている
始まりも終わりもわからない
まるで私の心闇のように
自由に羽ばたきたい
どこまでも飛べるところまでどこまでも
昼夜問わず空を見上げ思いふける
何も考えず何も感じずに限界を越えられたらと
空の雲が少しずつ晴れていく
暗かった空がどんどん明るくなっていく
まるで今の私の心のように
空は広くどこまでも続いていく
始まりも終わりもわからないくらいに
まるで私の心晴れのように
自由に羽ばたこう
どこまでも飛べるところまでどこへでも
昼夜問わず空を見上げ思いふける
何も怖れず何も悩まず限界を越えよう
それが出来るのは今の私だから