詩人:MARE | [投票][編集] |
子供達の泣き声
森の果ての砂漠
表情のない生き物
根本の神は不在
ゴミの引越
宗教と偽善的殺戮
全員と間接呼吸
真っ赤な未来
それでもいつも
夢は瞼の裏に
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闇の中の夢を
曖昧に持ち込んで
肝心な事ばかり
探し過ぎて
君でいっぱいなはずの
頭の浴槽に
僕には似合わない
油色を足し続けた
目やにを溶かす
涙の訳は
あくびだって知ってるけど
君のせいだと
決め付けた朝方
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瞼を走る機関車の様に
君を強く抱きしめて
夢から破り出た気持ちだけ
曖昧な世界で伝えるよ
電池切れの携帯握って
帰り道忘れてきたって
君の隣でもどかしく
空を眺めながら
薄い手の平は
うつむいた景色に被さって
雲が溶けるように
涙でふやけたよ
これから始まる
演奏に
待ち焦がれた
僕のストーリーを…
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立ち続けた椅子の
影が伸びて
溜め息の僕を
飲み込んでいた
自由の価値を
知らない僕は
見えない未来の
木枯らしを蹴飛ばした
鏡が写すその椅子の
木目が眩しくて
ドアを開けて
陽射しに慣れようとした
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表と裏の
どちらでもない場所で
君だけを見ていたい
たとえ君の顔が
偽りの仮面でも
たとえこの場所が
偽りの景色でも
大人らしくとか
子供のようにとか
そんな次元じゃないよ
僕と君がいる
ただそれだけの場所で
普通をこよなく愛する
友達の助言を忘れて
単純に
そこにいる君を
見ていたい
足りないものなんて
あるはずないよ
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あなたはいつも当たり前のように手を差し延べてくれた
消えるのが恐い私はあなたの隙間に隠れていた
まぶたにかかる雫がかゆくてあなたはまばたきをした
このままでいたい私は瞳にあなたを閉じ込めたの
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響いてメロディ
僕だけの音から
君のために
探してるふりに飽きたら
君を連れていこう
雲の先は晴れているのだから
ひらめく光
僕だけ見えたから
教えに行こう
嘆いてるふりに飽きたら
君に触れにいこう
見えなくてもそこになにかあるよ
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泣いて霞んだ道を
手探りで掻き分けるように
幾度となく目覚めを繰り返した
僕が反省していることは
君との違いに戸惑ったこと
よく考えれば違う生き物だから仕方ないよね
秋の涼しさと切なさ
転んで抱いた道で
痛みを噛み締めるように
幾度となく憂いを繰り返した
似てるものがきっと
見ない笑顔きっと
君との間にあったはずさ
重なるのはきっと
同じ過去をずっと
互いの心が求めたのさ