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MAREの部屋


[130] 天秤の重さ
詩人:MARE [投票][得票][編集]

君がドアの鍵を閉める時

僕は内か外のどちらかで


たとえば内にいたとして

見つけるもの

たとえば外にいたとして

見つけるもの


主人を待つ犬と会えるのか

集会を開く猫に会えるのか

君は天秤を使う

僕は逃げたいけど

逃げた先に君を望んでる


途中で気を紛らわす

物を探したりしても

結局のところ

君を探している


素直になれば負けと

背中ばかり向けて

きれいごとに縋り

ケジメとイマシメ

未来をぼかしても

着々と近づいて

アッサリ見つかるだろう

2006/09/22 (Fri)

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