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MAREの部屋


[192] 黄昏
詩人:MARE [投票][得票][編集]

知らなかった世界に来て

ひとまずタバコをふかした

途方もない感情があなたにも

そこを歩く少女にさえ待っている



無限にわく常識から逃げて

過去を踏んで歩いた

理由のいらないこの場所ですら

変わり続けているようだ




積み重ねた知識も風に揺れるよ



ここへ来たいと思って

ここまで来ては迷って

口を開く事なく黄昏れて


いろんな事考えて

いろんな風に答えた

本当は答えなんてどうでも良かった


それでいい

それでいい

このままでもなんでも

どこにいても風は僕に迫るだろう




突き抜ける空の上

明日の雲が見えている

通り雨の描く絵に意味はあるのかい


swinging light

swinging your hair

swinging night

swinging my past

2010/08/21 (Sat)

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