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まろふにの部屋


[7] 忘れるための日
詩人:まろふに [投票][編集]

微かに潮の香りがする駐車場に車を停め
慣れた足取りで君はゲートに向かう

潮風に乱れる髪がいつにもましてキレイで
後れ髪を嗅ぎながら僕も歩く

こうしていると何のために
ここまで来たのか忘れそうになる
振り向いた君と口をふさぐような口づけ

愛してる 最初で最後だから
今日は言ってしまおう
その胸の高鳴りを今だけは独り占め

大丈夫 君の幸せなんて
祈ったりせずにすぐに忘れるよ
明日からの君はアイツのものだから

2005/01/22 (Sat)

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