思いがけない大雪は とても重そうで街も人も太陽も ゆっくりと動きだす遠くに見える坂の途中には 登れない車の列何にも知らない無邪気な雪は ひらひら舞い続けかじかむ指を白い息で 温めながら歩く昇る朝陽が照らす輝く雪に 目を細めながら
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