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葉月の部屋


[2] 未練
詩人:葉月 [投票][編集]

別々の道歩み始めたふたり
月日は虚しく流れていく
突然の連絡に胸は高鳴り
再び重なるふたつの影

そんなありきたりな話に
僕らを照らし合わせては
懲りずに期待胸膨らませて

忘れたつもりで誤魔化しても
忘れられるわけがないよ
だってあんなにも幸せだった
君の笑顔が瞼に焼きついたまま

冷たい風に連れられて
君 また僕の心惑わせるんだ

小柄な君が見つめる姿
甘えた瞳がまた闇に揺れる
いつになったら忘れられるの
きっと答えは無いままだけど

繋いだ手も今は寂しく
孤独を背にまた歩き出す
君と過ごした時間を辿りながら

2004/02/06 (Fri)

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