ホーム > 詩人の部屋 > 葉月の部屋 > 幼なじみ

葉月の部屋


[37] 幼なじみ
詩人:葉月 [投票][編集]

久しぶりに聞いたあなたの声は
とても幸せそうに笑っていた
昔想い語ってくれたあの子と
うまくいっているのかな?

服の趣味も香水も
私の知らないモノばかりで
変わっていくあなたに戸惑い
離れてく恐怖覚えた

どんなに大人になった今でも
笑うと子供みたいな笑顔で
私の大好きだったあの笑顔で

久しぶりに歩いたこの道
昔はよく肩並べ歩いたよね
小さな歩幅でゆっくりと
私に合わせてくれるの

昔から変わってないよね
そういう小さな優しさ
今は少し痛い・・・

こんなに近くにいたって
届かぬ想いはここにあって
できるものなら一緒に
幸せになりたいけれど
私にはできないの

大好きだけれど・・・

2004/02/08 (Sun)

前頁] [葉月の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -