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葉月の部屋


[6] 冷たい街(友との共同作)
詩人:葉月 [投票][編集]

木枯らしが通り抜ける街角で
冬の寒さに似た記憶また甦る

何もない冬の空見上げれば
温かいあなたの声や温もり
鮮明に映し出されて

手を伸ばしても
冬の空気抜けるだけで
貴方の背中は
遠くはかないまま

もし願いが叶うなら
もう一度貴方に逢いたい けれど
いくら願っても届かない この想い

幸せになる術なんて山ほどあるけれど
貴方なしに幸せなんて掴めない

ねぇ聞こえませんか?届きませんか?
まだ同じ空の下 コンクリートの上

貴方はあれから幸せですか


ねぇこんな寒い夜だから
繋いだ右手忘れられない

もう一度貴方と温もり分け合いたい
偶然よ 運命よ 出会わせて

時よ遡って

2004/02/06 (Fri)

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