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葉月の部屋


[5] 忘れられない
詩人:葉月 [投票][編集]

夕暮れの交差点
自然と足早になる人並みに
ふと消えそうになる瞬間
はぐれない様にと繋ぎとめた
この右手も風に吹かれて

あれからどれくらいの
月日が流れたのだろう
僕はひとり あの日のまま
何も変わらないまま・・・

もう忘れてしまったかな
素敵すぎた時間 輝いてた日々を
できることなら忘れてしまいたい
だけど僕を呼ぶ声が
見つめる瞳が笑顔が
心に焼きついて

僕のことなんか忘れていいよ、なんて
綺麗ごと並べてみたけれど
たまには僕のこと思い出して
小さくため息なんてついて
ずっと ずっと
忘れないでいて・・・

2004/02/06 (Fri)

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