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空色の部屋


[21] 水の中でも踏ん張って
詩人:空色 [投票][編集]

あんなに疲れて

あんなに腹ただしくて

あんなに孤独で

あんなに明日を怖がっていた


あの日が遠くなっていく


一日一日が水の中にいるように息苦しかった


周りも見えず、自分だけが悲劇だと思っていた



どうしたら変われるのか、

どうしたら楽しくなるのか、



涙ばかりの日々

思い返せば、その涙が自分を守っていた



どんなにダメでも

どんなに苦しくても



涙と歩いて、私は経験した




人は一人ではないと




キレイ事だと思っていたけど、
どんなに短い瞬間でも、人と関わって気づいたことがたくさんある


知って、気づいて、踏ん張って



前にも後ろにも森みたいな道でも、

道は歩いていける



ため息を付きたくなる日も

笑い疲れた日も


あの時を歩いてきたから




2015/07/18 (Sat)

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