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恋って何?
愛って何?
んなもん
私には必要ない
信用出来るのは
自分だけ
自分だけ信じてれば
字のごとく
『自信』になる
私は誰も頼らない
私は誰も望まない
自分だけを信じてれば
裏切りなんて言葉は
自分の中に
存在しない
愛だの恋だのに
頭を悩ませるより
自分の時間を
もっと有意義に使いたい
なぁんて…
スペシャルな女なんでしょう
私には
こんなスペシャルな女には
なれるはずもないし
なりたくない
だって
どんなに強がっても一人は
寂しいもの
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何か足りないって
本当は気付いてた
何か足りないって
いつか気付くと言われ
「そんなことない
足りないものなんて
見当たらない」
と、根拠もないのに
いやに自信有り気に
言い放った私
何か足りないと言葉にしたら
足りているものまで欠けてしまう気がした
今なら言えるよ
「足りないなら
補えばいい」
って
最初から足りてたら
つまらないよ
恋愛を語るほど
大人じゃないけど
そんな気がするの
「愛してるから
誰より愛しいから
多少
足りないものだって
愛で補える」
今の季節にぴったりの
甘い恋のお話
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もぅいいや
詩を書くことにも
何の意味も見い出せなくなったら
もぅいいやって
何もかもを
放棄しちゃおう
もぅいいやが癖にならないように
気を付けてはみるけど
だんだん
もぅいいやが増えて
もぅいいやが私を支配する
もぅいいやがいけないと
気付いた頃
私はまた詩を書いてる
意味、見い出せてる
もぅいいや
もぅいいや
もぅ良くないよ
ちょっとだけ
頑張ったら
何か変わるから
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あなたの
心が
見えなくなって
もうどれくらい
経つでしょうか
私の目が曇ったか
あなたの心が濁ったか
あなたの
姿が見えなくなって
もうどれくらい
経つでしょうか
私の目がイカれたか
あなたの姿が消えたか
私が
笑えなくなって
もうどれくらい
経つでしょうか
私が笑えないのか
面白くないのか
私が
動かなくなって
もうどれくらい
経つでしょうか
躰の硬直か
誰かの束縛か
失ったよ
また
失った
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出逢った
話した
好きになった
告白した
付き合った
デートした
また好きになった
さらに好きになった
高まった
手繋いだ
腕組んだ
寄り添った
時間になった
またねって言った
名前呼ばれた
振り向いた
キスされた
赤くなった
びっくりした
嬉しかった
喧嘩した
頑張った
意地張った
怒鳴った
押し付けた
気付いてた
傷付けた
傷付いた
泣いちゃった
別れた
好きだった
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僕は
君の変化に気付けなかった
君がどうして僕から離れたのか
僕にはまだ解らない
ある日突然
君が僕の目の前から
魔法のようにパッと消えてしまったね
何があったのか
僕が
何か言ったのか
何かしたのか
それさえも
解らないまま
幕を閉じて
幕を閉じて
幕を閉じて
僕は君が離れて行く姿さえ
見ることが出来なかった
君の変化に気付けなかった
僕を許して
幕を閉じて
幕を閉じて
幕を閉じて
君は僕から離れた
と言う事実
僕の小舟から
もぅ君の小舟は
見えない
幕を閉じて
幕を閉じて
幕を閉じて
航路の波も消えてしまい
今はただ一人
小舟から顔を出し
水面に映る僕の顔は
酷く歪んでいた
風もないのに
酷く水面が揺れ
僕は歪んでいた
ぁぁ…
この目から溢れる
水のせいだろうか
幕を閉じて
幕を閉じて
幕を閉じて
よければ誰か
君と僕とのストーリーの
幕を閉じては
くれませんか
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保育士になるために
君はよく
ピアノを弾いていた
私なんかより
ずっとずっと上手で
指の運びも
しなやかだった
私も保育士になりたくて
君と私
同じ夢を追い掛けてた
君の方が歳上だから
『恋人=先輩』のようだった
二人で同じ道を歩くって
信じきっていた私は
少し浮かれていたのかな
君は今
何処で
何してるの?
誰と触れ合い
誰のために
生きてるの?
そんな事を
考えながら
歩む
君の通ったレールの上
ゆっくりと
ね…
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諦めることなんて
今の私には困難で
待ち続ける事だって
やっぱり困難だった
だって
目を閉じればそこには
優しい笑顔
愛しい声
繋いだ手の温もり
全て鮮明に
蘇ってしまうから
君と出逢ったことさえ
否定してしまいたくなる
だから
たくさんの思い出を
南の島の海に
浮かべてきたよ
たくさんの思い出は
珊瑚礁の海に眠るよ
蒼く澄んだ
海の中でなら
安らかに眠れるから
私の宝物
そっと口づけして
蒼い海に浮かべて
さよならを言ったの
涙は
止まらないけれど
思い出は
忘れることなんて出来ないけど
私は
幸せだと感じてた
蒼い蒼い沖縄の海
私の宝物を
ゆっくりと
眠らせてあげてね
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私達は
当たり前のように
抱き合って
キスをして
愛し合った
それは偽りでは無かったって
私が一番
証明できるよ
けれど
君の裏切りは
確実に
私を
傷付けた
どんな考えが
あろうとも
どんな理由が
あろうとも
君は私に
言う必要があるんだ
ハッキリと言ってくれた方が
まだマシな事
君は気付いていないの?
君の一言が
私を楽にしてくれるのに
その一言がないから来もしないメールを
今も待ってる
明日は来るよ
明後日は来るよって
自分を励まして…
ねぇ…
一言
言ってよ
『サヨナラ』って
言ってくれた方が
まだ楽だよ