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luaの部屋


[38] レール
詩人:lua [投票][編集]

保育士になるために

君はよく
ピアノを弾いていた

私なんかより
ずっとずっと上手で

指の運びも
しなやかだった

私も保育士になりたくて

君と私

同じ夢を追い掛けてた

君の方が歳上だから

『恋人=先輩』のようだった

二人で同じ道を歩くって

信じきっていた私は

少し浮かれていたのかな

君は今

何処で

何してるの?

誰と触れ合い

誰のために

生きてるの?

そんな事を

考えながら

歩む

君の通ったレールの上

ゆっくりと


ね…

2003/11/12 (Wed)

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