保育士になるために君はよくピアノを弾いていた私なんかよりずっとずっと上手で指の運びもしなやかだった私も保育士になりたくて君と私同じ夢を追い掛けてた君の方が歳上だから『恋人=先輩』のようだった二人で同じ道を歩くって信じきっていた私は少し浮かれていたのかな君は今何処で何してるの?誰と触れ合い誰のために生きてるの?そんな事を考えながら歩む君の通ったレールの上ゆっくりとね…
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