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メイの部屋  〜 投稿順表示 〜


[39] 意気地なしの嬉し涙
詩人:メイ [投票][編集]

君に恋人が出来て
今は幸せに過ごしてるって人伝いに聞いたよ

これで良かったんだよね?君が幸せならば

これで良かったんだよね?でもこの奥の奥の方で
沸き上がる感情は
なんだろう

君を幸せに出来るほどの
自信がなかったから
君を幸せに出来るほどの
術を知らなかったから
君を幸せに出来るほどの
器量がなかったから

願うことしか
出来なかった僕の恋


『良かったじゃないか』
『願いが叶ったんだよ』

でもなんだろう?
この溢れ出す涙は

そっか
これが嬉し涙ってヤツか
人はこの上なく
嬉しいときは涙を
流すっていうもんな






私は強さがほしい
何にも屈さぬ
強さがほしい

私は強さがほしい
すべてを乗り越えられる
強さがほしい

ああ強さを私に

2005/05/21 (Sat)

[40] Dear Mr.サンタクロース
詩人:メイ [投票][編集]

ひとりの人が
誰かと一緒に
幸せの絶頂を
迎える頃

ひとりの人が
誰かを想い
悲しみの絶頂を
迎えるだろう
愛を深めあい
未来の二人を思い描き
笑顔する人がいれば

愛を懐かしみ
過去の二人を振り返り
涙する人もいて

幸せに埋もれて窒息死
しちゃいそうな人がいれば
幸せが枯渇して餓死
しちゃいそうな人もいる

いつだって幸せは
不平等なもの

今日は1年1度の
クリスマス

そんな日くらい
よいこにプレゼントを
配るのもいいけど
みんなの幸せを
均等にしては
もらえないものかな?

ねぇ?
Mr.サンタクロース?

2004/12/29 (Wed)

[41] 我流STYLE
詩人:メイ [投票][編集]

君って矛盾してるよね?

個性やオリジナリティーを求めるくせに
周りから外れることを
恐れてる

なんだってんだよ
そんなに周りから
外れることが恐いかい?
そんなに周りの
目が恐いかい?

たまにはどうよ?

どーんと
『我流STYLE』
突き通してみなよ

周りがなんと言おうとも
君がそれを好きならばさ

理解や認識を
求めなくてイイ
そんなもん気が付けば
君のあとをついてくるさ

一歩外に出てみようよ

最高に気持ちイイんだぜ
籠の外の風って

2005/01/12 (Wed)

[44] オブラート
詩人:メイ [投票][編集]

心配ないよ

僕がやさしく包んであげる

君が悲しいというなら
ピエロ姿で玉に乗り

君が寂しいというなら
ぬくもりと共に抱きしめ

君がうつむくのなら
青空の素晴らしさを教えて

君が涙を流すのなら
そっとハンカチを差し出す

君が悪い夢に
うなされるなら
もう大丈夫って
寄り添っててあげる

心配ないよ

僕はスーパーマンじゃない
僕は魔法使いでもない

だけど君を精一杯守る

君の悲しみ君の寂しさ
君の苦しみ痛みや弱さ
そのすべてを
オブラートのように
包んで消化してあげる

だからそのかわり
君のその
喜びや楽しみや笑顔
僕にも少し分けておくれ

そうすれば
僕でもスーパーマンや
魔法使いになれそうな
気がするから

だからもう大丈夫

心配ないよ

ほら
笑った顔を見せて

2005/05/21 (Sat)

[50] AM2:00
詩人:メイ [投票][編集]

行きずりの誰かに
君を投影して
抱いたって何も埋まらないただ寂しさ募るだけ
後戯なんてする気にも
ならないね

それならば
微かに残る君のぬくもり
思い出しながら
ヒトリアソビする方が
まだマシだ

ぬくもりって
それぞれによって
違うんだね
いくら探したって
見つからない
君と同じぬくもり

そんなことに気がついた
ある日の真夜中
午前二時

2005/01/23 (Sun)

[51] 妄想告白
詩人:メイ [投票][編集]

これで何回目かな
きっと数えきれない

あるときは
二人きりの駅のホーム

あるときは
星空のキレイな丘の上で

あるときは
潮風が頬をなでる海岸
であったり

華やぐ街を一望出来る
ビルの屋上だったりする

その度に僕は君に言う

ずっとあなたが
好きでしたって

いつだって答えは同じ

祝福のファンファーレ
抱きしめあい
二人はキスをする

そしてこう思うんだ

君も同じ想いなら
いいのになって

2005/01/23 (Sun)

[52] ふゆのうた〜White Love Story〜
詩人:メイ [投票][編集]

しんしんと粉雪
ピンク色の冬空から
君の鼻先に舞い降りた

君があまりに
かわいいからだよ

寒さのせいか頬赤らめた
君が小さく微笑んだ

静寂に満ちた夜空に響く
二人が歩くたびに奏でる
きゅっきゅと鳴るは
足並み揃ったキレイな和音

冬の寒さって
案外悪くないね
君のぬくもりを
春・夏・秋より
感じられるから

一組の手袋
僕は左手 君は右手に
もう片方は
君と僕のぬくもり
君の左手
手袋よりもあたたかいよ

この手が離れぬように
強く握りしめていよう
離せばたちまち君なんて
キラキラ光る銀世界に
消えて見えなく
なりそうだから

いつまでもこの手を
強く握りしめていよう
寒さに震える小さな君が
凍ってしまわないように
春が来るまで
あたためてあげる

いつかこの雪がとけて
春がやってきても
君のぬくもりを
ずっとこの右手に

いつまでも
寄り添いながら

2005/05/21 (Sat)

[53] ハッピーエンドのむこう側
詩人:メイ [投票][編集]

春にはサクラの並木道
散りゆく花に手を伸ばし

夏には潮風香る海岸沿い
寄せては返す波音聞いて

秋には落ち葉の絨毯の上
去りゆく落ち葉に
さよなら告げて

冬には銀世界の中
幾千と舞う粉雪見上げ

四季は巡り巡って
またふりだしへ
そして今でも君は僕の隣

初めてつないだあのときに胸に誓った
いつまでもこの手を
離さないと

神様見ていますか?
僕はあのときの誓い
今でも守れていますよ

汗ばむことばかり気にしてつないだ君の左手
あのときから見れば
初々しかった二人も
少しは大人になれたかな

くだらないことで
大笑いして
些細なことで大ゲンカ
仲直りのときには
二人で大泣きもしたよね

今ではかけがえのない宝物

寂しいときには
抱きしめあって
悲しいときには
傷を舐めあい
苦しいときには
励ましあって
嬉しいときには
喜びあった

すべてを二人でハンブンコ
すべてがあるから
今があるんだ

これからもこの手
離さぬように
歩幅そろえて歩んでいこう

『永遠に愛してる』
『いつまでも二人で』
『ずっと一緒に』
なんて今更恥ずかしくて
言えないけど
いつもそう思っているよ

君も同じだといいな


そんな道の途中
行く末の幸せ祈って
心のなかでつぶやいた

僕についといで。

導いてあげるよ。

ハッピーエンドの
むこう側へと。

2005/01/30 (Sun)

[54] あたしのなかのあなたとあたし
詩人:メイ [投票][編集]

今でもあなたは
あたしのなかにいる

忘れようとすればするほどこんなにあなたが
好きなんだって
気がつくだけ

人はいくら忘れるとは
いっても結局
完璧には忘れられなくて
その断片はどこかに
残るもの

それならいっそ
あなたをあたしのなかに
住まわせてあげる

そのかわり
寂しく眠りに
ついたあとにはあたしを
あなたのいる世界へと
手を取り導いてね

やりきれなくて悲しくて
涙を流すときには
『もう大丈夫だよ』と
少しくもりがかった
その声で呼びかけてね

そして今では数少ない
嬉しいときには
あの笑顔を

こんなんじゃダメだって
わかっているけれど
弱いあたしのことだから
何か支えがないと
ふっと消えて
しまいそうなの

だからもう少しだけ
寄りかからせて

あたしのなかの
あなたにだけでも

2005/03/12 (Sat)

[55] I wish
詩人:メイ [投票][編集]

僕は願う
僕は祈る

僕が歩むこの道の
ゴールがあなたで
ありますようにと

失恋をするための
恋ならばもういらない

ただあなたが
ゴールであってほしい

ボロボロになって
ヘトヘトになって
歩き疲れて
辿り着いたところには
いつもの笑顔でたたずむ
君にいてほしい

そう願って
そう祈って

今日も歩き続けてみる

まだ見えぬ
地平線の彼方
遥か遠く

その先にうっすらと
君の姿が見えた気が
したから

たったひとつ切なる願い

ただ僕は
そうあってほしい

そうあってほしい

2005/02/01 (Tue)
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