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右色の部屋


[36] コーヒーを飲む小詩人:エシュ
詩人:右色 [投票][得票][編集]

なぜ言葉を綴るのか

訊かれることがある


理由というほど大したモノじゃないけど

僕はね

正直でありたいんだ

周りの皆にもそうだし
もちろん
自分自身にもね

だけど日常の言葉はとても便利だけど

どうにもこうにも
大き過ぎたり
小さ過ぎたりする




そうだね



伝えたい想いがコーヒーだとするなら
ちょうどいい形のカップが無いんだ

小さ過ぎて溢れると誤解されるし
大き過ぎると時間ばかり喰って
ちっとも理解なんて出来やしない

だからね

僕は
僕の想いの数だけカップを作ってみたいんだ

どんな不恰好でも

僕の想いは僕のまま

相手に伝われば

妥協や曖昧さなんて
野暮な角砂糖入れなくても

おいしいコーヒーは淹れられる




そうだね

言葉の「キャッチボール」はあんまり僕には似合わないから

僕は

言葉の「コーヒータイム」を楽しみたいと言ってみよう

だからだから
今のところ今みたいなことしてる

2007/06/26 (Tue)

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