詩人:矢野元晴。 | [投票][編集] |
いつもどおりの定型文で返信
それに答えるあなたの文字が
5年前の冬を甦らせる
メールより電話が好きなあなた
話し方も、笑い方もあの人と重なる
昔の話で盛り上がり、互いのキズをなめあった
過去を引きずるあなたで
過去を答え合わせするように
取り戻せないと知りながら
あなたに溺れる
ある日の夜、あなたの声は病んでいた
理由は聞かない今更
思い出を少しずつ上書きして
眠れない夜は薬に頼る日々
いつか、いつか本当の笑顔で
笑い会えるよに
星の見えない夜は
傍にいて欲しい
愛してるなんていらない
少しずつでいいよ
同じ温度になったら前に進めるから
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いつもあなたの事を考えている
そうだね。あなたに依存しているんだよ
別にあなたが傍にいてくれればいいんだって
そりゃ、僕と永遠を誓ってくれたら
それ以上の幸福はないと思うけど
もう会えなくなる、それが辛いんだよ
声も聞けなくなる、それが寂しんだよ
時間が忘れさせてくれるって
自分に言い続けてるけどね、
あなたは僕にとって大事な人だから
この先ずっと忘れることはないんだろう
でもね。一番に思うのは
あなたが幸せで居てくれること
あなたが幸せで居てくれれば
それでいい
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また、夜が来る
りゆうは無い、ただ...
なみだが、とまらない
だいすきって、伝わらないのなら
いっそ、このまま...
すすまない、時計の針
きょうも、あなたには届かないの
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真っ直ぐどこまでも
続く一本道
それを覆うように
青々とした草原が広がる
細く伸びた道の先に
白くキラキラ輝く川が
広がっている
眩しくて、その先が見えない
けど、その向こう側に
あなたが居るなら
僕は迷わず渡れるよ