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mikotoの部屋


[1] 紫陽花
詩人:mikoto [投票][編集]

ひとつ、ひとつ
またひとつ。

街に灯りが燈るよに
紫陽花の花が咲いていく。
雨が優しく、滑り落ち
綺麗な色に染めていく。

薄桃、紫、浅葱色
はっぱの緑も鮮やかに
風にさらさら揺らめいて。

さいた、さいた
紫陽花が。
月の雫に照らされて
淡いひかりが燈ります。

2004/06/12 (Sat)

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