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栢徠の部屋


[115] 不変なんてどこにも無いと……
詩人:栢徠 [投票][編集]

ちゃんと知ってた
不変なんてどこにも無いと

それでも
私が不変を願ったのは
私が不変を望んだのは

大切なものがあったから……

失いたくなかったの

きっとあなたにはわからないわ

不変を否定し、私を否定したあなたには


でも…私はただ、変わりたくなかっただけなのかもしれない



いつしか、時間は私だけを置き去りにし
新たな時を刻んでいた

不変を望んだ私の時計は、もう動かなかった

2007/06/18 (Mon)

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