去年、渡せぬまま手元に残ったプレゼント
テーブルの上、小さいながらも自己主張しているそれは
まるで僕を嘲笑っているかのよう
大きなツリーの下で笑うキミ
イルミネーションで見えるキミの笑顔が胸を締め付けた
ポケットの中、プレゼントの隣
勇気の無い僕の右手が拳を握った
イブの夜
誰かに呼ばれている気がして
キミと見たツリーを見に行った
ツリーの下、振り向くキミはやはり笑顔で……
僕はキミの笑顔で泣きそうで……
リングの光るキミの手を握り
いつまでも変わらぬ
永久の愛をキミに誓った
2007/12/26 (Wed)