ホーム > 詩人の部屋 > 栢徠の部屋 > 友達―私の好きな人―

栢徠の部屋


[180] 友達―私の好きな人―
詩人:栢徠 [投票][編集]

突然の着信
名前を見て、慌てて通話ボタンを押す

「ど、どうしたの!?」
「明日の時間割り、なんだっけ?」
「………わかんない」
「そっか、じゃあ後でメールで教えて」
「えっ、うん」
「よろしく」


たった、それだけ
それだけでも、自分を頼ってくれたのが嬉しい
他の誰かじゃなく、私
メールでじゃなく、電話

ただの友達で良いよ
きっと、二年後には私のアドレスは君の携帯から消えて
私の事なんてすぐに忘れてしまうだろう
だけど、今だけは


友達で良いから
近くに居させて
友達で良いから
私を頼っていて

私の友達
私の、好きな人

2008/09/16 (Tue)

前頁] [栢徠の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -