クラスの友達は遊びに行って
二人で歩く帰り道
滅多にないから嬉しい
だけど会話が進むたび
突き付けられる
『友達』という関係
君の気持ちがわからない
なのに、それだけははっきりとわかる
高鳴る気持ちと同等に
胸の中が冷えていく
別れた直後のメール着信
『なんで暗い顔しとったん?』
『ちょっとだけ、寂しかったのかもね』
友達に誘われなかったからじゃない
隣りに居るのに
君との距離が遠いから
好きという感情を
胸の中から取り出して
集めて一塊に
するとそれは
たった一言
「苦しい」と嘆いた
2008/09/21 (Sun)