詩人:栢徠 | [投票][得票][編集] |
話さなくなって
苦しくなって
一緒の時間が無くなって
悲しくなって
帰り道、君が待っていてくれる事を期待した
作ったメールはすぐに消して
君からの着信の無い携帯をただ握る
付き合ってた訳でも無く
ただ愛情と友情の平行線
気付かなければ良かった
そうすれば今も一緒に居れた?
想いを告げる事はもう無い
君は近くて遠いから
目の前にあった筈の背中は
もう、ずっと前
手を伸ばしても届かない距離
最後にもう一度
あの頃のように私に微笑んで
そうしたら私はもう、諦める
そう、思ってたのに……
突然の君からのメール
「今どこ?」
ねぇ、もう一度
君に恋しても良いですか?