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栢徠の部屋


[93] 見えない壁
詩人:栢徠 [投票][編集]

目の前に佇む君に向かって手を伸ばした

手が届きそうになった瞬間
何かに手を弾かれた

そこにあるのは見えない壁
私には触る事すら出来ない見えない壁

近くに居るのに触れない
それが私と君の距離


それからずっと時間が過ぎた時
その見えない壁を作っていたのが自分自身だとようやく気付いた

でも、その時にはもう全てが遅すぎた

2007/04/22 (Sun)

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